本学美術部が制作した「湘鷹みんなの部屋」の壁画お披露目式が行われました。

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本学美術部が制作に協力した「湘鷹みんなの部屋」の壁画が完成し、1月22日(日)にお披露目式が行われました。「湘鷹みんなの部屋」は、横須賀市・湘南鷹取に、世代を超えた交流の場として2016年に設立されたコミュニティひろばです。壁個展、棚の展示販売、各種イベントの開催や、カフェ、レンタルルームなども備え、地域の人々の交流を促進するさまざまな活動に活用されています。この建物外壁の2階部分に美術部が壁画を制作。建物に明るい印象を与える華やかな壁画がお披露目されると、式に集まった参加者からは感嘆の声があがりました。

今回、壁画の制作に美術部が協力することになったきっかけは、コロナ禍でも意欲的に活動を続ける同部の活動を知った、昌子住江元本学工学部教授のご紹介によるものでした。美術部は昨年2月にも横須賀市と連携した「ストリートキャンバス事業」において、よこすか海岸通りに点在する老朽化したモニュメントを、ウォールアートとして蘇らせる活動を行っています。その実績を元に壁画を依頼された学生たちは、前回の経験を生かし、デザインに工夫をこらすなど今回も熱心に取り組みました。

「湘鷹みんなの部屋」のシンボルマークの風車や近隣の桜並木、学生たちが実際に見に行った磨崖仏を参考に描かれた大仏。また「湘鷹みんなの部屋」のホームページに飛ぶQRコードや、今回のプロジェクトのコラボレーションを意味する、本学前の雪見橋やオリーブの校章も描かれました。そして、逆さになっているUFOは地域の中学生の提案のもと、美術部部長の森俊介さん(人間共生学部共生デザイン学科3年)が、「湘鷹みんなの部屋」で販売されているマドレーヌ(船越にある就労継続支援センターつばさ第2製造)を図案化するなど、壁画に散りばめられた数々のモチーフには学生のさまざまな思いが込められています。

今回の活動を振り返って、森さんは「昨年度、美術部で取り組んだ、横須賀市での壁画制作活動を評価して頂き、そこから今回のプロジェクトをご依頼頂いたこと、大変嬉しく思います。地域とつながることをテーマとするフィールドワークの経験を踏まえて、地域と学生がつながることは、双方にとってメリットがあると感じていたため、今回チャレンジすることを決めました。今後は、シャッター街となってしまった地元の商店街に、彩りを与えるなど活動範囲を広げられたら」と話します。

また、「湘鷹みんなの部屋」執行代表の小栁秀茂氏からは「悪天候やコロナの影響によって作業が思うように進まず心配になったこともありましたが、森さんをはじめ美術部の皆さんが、最後まで諦めずに取り組む姿が非常に印象的でした。学生の皆さんにとっても地域の人と繋がりが持てる良い機会になったのではないかと感じています。」とコメントをいただきました。

今後も関東学院大学では、社会課題の解決に向け地域との連携を推進していきます。

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