人間共生学部コミュニケーション学科の学生らが、JICA横浜での研修を受講しました。

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人間共生学部で開講している「プロジェクト科目」の、施桂栄教授が担当する「チャイナタウンから中国文化を学び、異文化を理解する」と、山田留里子教授が担当する「中国のSDGs背景知識を学び、SDGsの達成に向けた啓発活動の企画」のそれぞれを履修する学生らが、2/2にJICA横浜で実施された研修を受講しました。

プロジェクト科目とは、3年次の春学期をメインに、海外留学や企業でのインターン、地域社会での学びから、社会にある課題を発見し、解決策を探る同学部の独自のプログラムです。教室で学ぶ知識や教養に加え、現場を体験することで、共生社会で必要とされる実践力を身につけることを目的としています。

研修当日はJICA横浜のスタッフから、JICA横浜の概要をはじめJICAのビジョン、日本が国際協力に取り組む意義について、紛争や貧困などの現在進行形の問題を踏まえた国際協力の重要性などの説明がありました。講義後は、日本の海外移住の歴史や、移住者が移住先国や日本に対して果たした役割や貢献などを紹介している海外移住資料館の見学時間が設けられました。戦後の日本に海外から送られた救援物資(LARA物資)や移住先での暮らしの様子などのパネル展示、また様々な国の食事のサンプルや、伐採に使用されていた斧に触れるなどして、学生らは当時の生活への理解を深めました。

研修に参加した鈴木華乃さん(コミュニケーション学科2年)は、「JICAがどのような団体なのか漠然としたイメージしかありませんでしたが、開発教育支援も手掛けていることを初めて知りました。4月に横浜・関内キャンパスが開校すると、みなとみらい地区にあるJICA横浜とは現在よりも近くなるので、JICA横浜と横浜市と関東学院大学の三者で連携した、世界規模のボランティアにチャレンジしてみたいです」と語りました。

古館亜波さん(同学科2年)は、「『途上国は大切なパートナー』という言葉がとても印象的でした。日本が一方的に援助をしているのではなく、互いに支え合う途上国と日本の関係性を知ることができ、私が学んでいる”共生”に紐づくものがあると感じています。私がアルバイトとして働いているお店には、スタッフ、お客さん、ともに沢山の外国人の方がいます。多様性が重視されている現在、困っている方に積極的に声をかけて柔軟に対応できる人材になりたいです」と話しました。

関東学院大学は今後も、様々な社会的背景を持つ人たちへの理解を深める学びの場を提供していきます。

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