4/24(月)、横浜・金沢八景キャンパスにおいて、工学研究科の有志の大学院生によるコース横断の研究発表会が行われました。
コース横断での研究発表会が開催されるのは、昨年に続き今回が2回目。自身の研究を進めていく中で出てきた課題が、隣の研究室の研究で実は簡単に解決できるというケースがよくあることから、本発表会は理工学部における研究のポテンシャルをコース横断で把握し、異分野の研究者を含む大学院生同士の交流を深めることを目的として企画実施されています。さらに、学部生が大学院生の研究発表を聞くことで、大学院でさらに研究を続けることへのモチベーションにつなげることを目指しています。
今回は、生命科学コースの海老原研究室より3名、新家研究室より1名、応用化学コースの友野研究室より3名、表面工学コースの田代研究室より2名、先進機械コースの堀田研究室より2名、情報ネット・メディアコースの髙橋研究室から1名の計12名が発表を行いました。
発表を行った友野研究室の大川諒輔さん(修士1年)は「これまでに経験した学会での発表はオンラインだったので、多くの人たちの前で発表することはとても緊張しました。発表を終えてみて、自分の発表の仕方や話す力、語彙力に課題があると感じたので、学会等での次の発表の機会に向けてしっかりと鍛えていきたいと思います。また、今回の発表会を通じて、他の研究室に所属する学生との繋がりも得ることができました」と語りました。
発表者 | テーマ |
---|---|
今井 祐樹 (先進機械コース 堀田研究室) |
「安価な3軸合成FFTを用いたベアリングの損傷検出頻度の検証 」 |
内田 千尋 (生命科学コース 海老原研究室) |
「マゼランペンギンのTRPV1の解析」 |
大川 諒輔 (応用化学コース 友野研究室) |
「異鎖長の脂質で被膜下金属錯体を有する層状MnO₂の電気化学特性の比較」 |
コ セイ (情報ネット・メディアコース 髙橋研究室) |
「敵対性構造を用いたStable Diffusionのプロンプト生成システムの開発」 |
紺谷 匠 (生命科学コース 海老原研究室) |
「ケヅメリクガメの酸味受容体OTOP1の変異解析」 |
瀬沼 愛佑梨 (応用化学コース 友野研究室) |
「層間Ru(bpy)₃錯体によるMnO₂薄膜の作製と水素生成」 |
徳江 快斗 (生命科学コース 新家研究室) |
「微細藻類Tisochrysis lutea(T-Iso株)における形質転換系の最適化」 |
莫 凡 (表面工学コース 田代研究室) |
「高速ニッケルめっきにおけるブチンジオールが被膜に及ぼす影響」 |
花谷 明信 (応用化学コース 友野研究室) |
「三元系層状MnO₂正極材のマンガン価数制御による充放電特性評価」 |
松浦 万裕 (表面工学コース 田代研究室) |
「弱電解処理による無電解NiPめっき液中Znの低減化条件の検討」 |
矢嶋 皓範 (先進機械コース 堀田研究室) |
「円筒ころ軸受のラジアル荷重と転動体公転速度との関係(回転速度4000min⁻¹以下かつ定速の場合」 |
渡辺 初音 (生命科学コース 海老原研究室) |
「味覚受容体機能解析のための細胞構築」 |
参加研究室紹介
今後も関東学院大学では、研究者同士の交流を深める機会を提供していきます。
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