「第102回関東学生陸上競技対校選手権大会」に陸上競技部が出場。800mで仲井真タイ剣人選手が3位、1500mで小林駿介選手が6位、3000m障害で緒方快選手が6位に入賞しました。

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5/11~14に相模原ギオンスタジアム(相模原市)で開催された「第102回関東学生陸上競技対校選手権大会」(以下、関東インカレ)に陸上競技部から6名が出場し、800mで仲井真タイ剣人選手(国際文化学部4年)が3位、1500mで小林駿介選手(経済学部4年)が6位、3000m障害で緒方快選手(法学部2年)が6位に入賞しました。一大会で3名の同時入賞は本学史上初という快挙を成し遂げました。

今大会は、2022年1月から2023年4月末までに、参加標準記録突破者のうち各校1種目ごとに3名以内に限定して、出場権が与えられる学校対抗の大会で、4日間にわたり男子23種目、女子22種目の戦いが繰り広げられました。

本学からトップバッターとして大会1日目に出場したのは、1500mを専門とする小林選手。37名が出場する予選*1を勝ち抜き2日目の決勝にコマを進めました。2日目の決勝で小林選手は2周目まで先頭集団を引っ張り、ラスト1周に差し掛かったところで、相手選手の様子を伺いながら自ら仕掛けて見事6位でゴールしました。
「チームのトップバッターとして出場したので、自分が良い流れを作って他の選手に繋げたいと考えてレースに挑みました。2部は格上の大学が多く、正直入賞できるとは思っていませんでした。賞状を手にして沸々と実感が湧いてきて、とてもうれしかったです。昨年出場した選手の走りを分析したうえで、自分の強みを出せて今回の結果につなげられたと感じています。今後の目標は、10月に行われる箱根駅伝予選会で結果を残し、本選に出場すること。卒業後の競技生活も視野に入れて、日々の練習に取り組んでいきます」と小林選手は話しました。

集団のトップを走る小林選手

小林選手の勢いに乗り3日目に出場したのは、800mを専門とする仲井真選手と、3000m障害を専門とする緒方選手*2。両選手は確実に予選を勝ち抜き、最終日の決勝に進みました。

最終日、3000m障害の決勝に緒方選手が出場。1~4位をマークした青山学院大学、創価大学の4名の集団から少し離れてしまうものの、第2集団の先頭を走り続け、得意のレース終盤でペースを落とすことなく勝ち切り6位でゴールしました。
緒方選手は「昨年は予選敗退という悔しい結果に終わってしまったので、今年こそはという気持ちでレースに挑みました」と振り返ります。大会前の2か月間は、毎週末レースに参加して経験を積むことにこだわったという緒方選手。「今シーズンが始まるにあたって、新しい練習メニューを取り入れることで、レースのさばき方が見えてきた気がします。9月に行われる全日本インカレで結果を残して、箱根駅伝予選会につなげたいです」と話しました。

水濠を飛び越える緒方選手

そして、強い雨が降りしきる中はじまった800m決勝。仲井真選手は、力強く飛び出しトップを走ります。残り200m付近で2名の選手に抜かれてしまいますが、粘り強い走りで見事3位でゴールしました。
「昨年以上の結果を出さなければというプレッシャーがありましたが、それ以上に絶対に表彰台に立ちたい、という強い気持ちで走り切りました。関東インカレで表彰台に立つことを目標としてやってきたので、とても嬉しいです」と振り返ります。今大会に向けて岸川朱里コーチの指導のもと厳しい練習を重ねてきたという仲井真選手。「4年生としてのプライド、プレッシャー、緊張感を乗り越えられたのは、今までの練習量を信じることができたから。次の目標は、9月の全日本インカレで入賞すること。3年次に更新した沖縄県記録を塗り替えることも視野に入れて、日々の練習に真摯に取り組みたいです」と仲井真選手は語りました。

ラスト勝負にかかる仲井真選手

4年ぶりに声出し声援が解禁となった今大会。3名の選手は、チームメイトの声援がとても力になったと笑顔で話しました。
今後の陸上競技部の活躍にご期待ください。

*1 3組のレースから各組3着の9名と、そのほかタイム順として上位3名の計12名に決勝進出が与えられた。小林選手はタイム順で2位をマークし決勝に進出。
*2 *1同様、緒方選手はタイム順で1位をマークし決勝に進出。

 

【第102回関東学生陸上競技対校選手権大会記録】
800m:仲井真タイ剣人選手 1分52秒81 3位入賞
1500m:小林駿介選手 3分53秒08 6位入賞
3000m障害:緒方快選手 9分02秒16 6位入賞

左:小林選手、中央:仲井真選手、右:緒方選手

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