5/13(土)、横浜・金沢八景キャンパスのE5号館チャペルで、看護学部にて第8回 派遣式が行われました。派遣式とは、3年生の長期実習が本格的に始まる前に執り行われる本学独自の式典であり、そこで学生は「人になれ 奉仕せよ」の校訓を改めて確認します。
式は、混声合唱団部による校歌と讃美歌の合唱もあり、終始厳かな雰囲気の中執り行われました。看護学部長の齋藤 訓子教授は、「コロナウイルスの拡大も以前よりは落ち着き、こうして派遣式が挙行できることを大変嬉しく思います」と式辞を述べました。学院宗教主事の村椿 真理主事(法学部 教授)より、「『人になれ 奉仕せよ』を看護の視点から考え、患者さんやご家族のためにそれぞれが自分たちの目指す看護を行ってもらいたい」と派遣の辞が送られました。
式の中盤には、学生によるキャンドルサービスが行われ、代表学生による宣誓が行われました。宣誓では、「自分自身を理解し、成長することで患者さんやご家族の尊厳を守るための援助ができる看護師になるべく、『人になれ 奉仕せよ』の校訓を体現していきたい」と語り「“人になれ”は自分の強みを生かし、弱みを認識し改善することで成長していき、自信を持つことができます。それが安心感のある言動に繋がり、患者さんとの信頼関係につながると考えます。そして、“奉仕せよ”は、相手の心に目を向け、患者さんの発する態度や言葉から本心をくみ取り、尊重していくことだと考え、相互に関連しあっていることを意識して実習に取り組みます」と実習に向けて決意を表しました。
また、小山 嚴也学長より、「看護や介護はAIにはできません。なぜなら心がないからです。一人の人間として患者さんやそのご家族と接し、理論と技術が足りなくても、心を持つことを忘れず、実習者ではなく、一人の看護従事者として臨んできてください」とエールが送られました。
今回派遣式に参加した9期生の学生は、秋から本格的に始まる実習にむけ、さらなる準備を進めていきます。
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