6月6日(火)川崎市立川崎高等学校との高大連携企画「理系学部体験プログラム」が横浜・金沢八景キャンパスで開催され、同高校1年生の119名が来校しました。川崎高校では、2年次から文系と理系に分かれる教育課程を組んでおり、1年次の12月に文理決定のタイミングを迎えるため、高校1年次の進路学習を積極的に進めています。本プログラムは文系・理系の進路選択が明確になる前の高校1年生を対象に、理工学部、建築・環境学部の体験プログラムに参加して「大学で取り組まれている研究の面白さや醍醐味」を体験してもらい、進路選択の一助となることを目指しています。
アドミッションズセンターによる進路ガイダンスの全体会に続き、各学科・コースごとに講義や実験、見学ツアーなど、様々な形式で開講された体験プログラムは、全部で10講座。理工学部からは「微生物、植物、動物の生態を最新機器で解明する最先端研究を覗いてみよう」、「化学の力でガラスを鏡にしてみよう!電子デバイスに必要不可欠なめっき技術!」、「心電図を見てみよう!」、「災害が多い日本の『地盤』に関する災害を知る」など、建築・環境学部からは「『都市環境をデザインする!』-理系・文系を超えたこれからのプロの仕事」といった、各学科・コースの特色を盛り込みバラエティに富んだラインナップとなりました。生徒たちはそれぞれの興味・関心にあわせた講座に参加し、理系の学部で学ぶことができる研究内容の面白さを体験しました。
アドミッションズセンター職員による進路ガイダンス
理工学部応用化学コース
マイクロプラスチックを見てみよう!
理工学部応用化学コースの「マイクロプラスチックを見てみよう!」では、長期間使用した電気ケトルに入れた水にマイクロプラスチックが含まれている様子を、実際に顕微鏡を使用して観察する実験を行いました。生徒たちは日常的に使用しているプラスチック製品が劣化して粉々になり、マイクロプラスチックが生じる仕組みについて、実験を通して学ぶことで、自分たちのライフスタイルにも直結している課題であるとの理解を深めました。参加した生徒からは「自分が普段飲んだり使ったりしている水にもマイクロプラスチックが入ってしまうことがあることを知らなかった。このプログラムでマイクロプラスチックの何が問題になっているかなど、深く学ぶことが出来て面白かった。」といった感想が聞かれました。
関東学院大学は今後も、高校生の進路選択のサポートとなる連携事業を推進していきます。
理工学部 生命科学コース
微生物、植物、動物の生態を最新機器で解明する最先端研究を覗いてみよう
理工学部 表面工学コース
化学の力でガラスを鏡にしてみよう!電子デバイスに必要不可欠なめっき技術!
理工学部 健康科学・テクノロジーコース
心電図を見てみよう!
理工学部 土木・都市防災コース
災害が多い日本の「地盤」に関する災害を知る
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