7月19日(水)に国際文化学部英語文化学科が主催する第3回英語俳句コンテストの表彰式(大学生部門)が、横浜・金沢八景キャンパスで行われました。
英語俳句コンテストは2021年度より英語文化学科が始めた取り組みで、英語を楽しみながら文化的な活動を活性化させる環境づくりを目的としています。第3回目となる今回のコンテストには、昨年同様、JICA 横浜と横浜市国際交流協会(YOKE)から後援をいただき、関東学院大学図書館との共同開催となりました。
英語俳句は、日本の俳句を英語で表現したもので「世界中でもっとも短い詩」だといわれています。俳句には五七五の十七音に季節を表す季語を詠み込むルールがありますが、英語俳句では五七五の韻律を守るのが難しいため、自由な音節数で簡潔にまとめることが大切です。また、英語には厳密な「季語」があるわけではありませんが、俳句と同様に英語俳句でも季節を感じられるような内容を取り入れて、情景を描きだすことが求められています。
今回は「春から夏の季節が感じられる句」をテーマに募集したところ、学内の5学部から227句の応募がありました。入賞者8名の内訳は、国際文化学部6名、経済学部生が2名という結果になりました。(受賞した作品はこちらよりご覧ください)
表彰式に出席した、国際文化学部長の鄧捷教授からは、「私は詩を読むのが好きで、日常の何気ない情景を切り取り、言葉で表すことで新しい風景が浮かびあがるところが俳句の良さ、凄さだと思います。今回受賞した皆さんだけでなく、そうした風景を想起させるような内容が応募した学生の作品には多くあり、学生たちの素晴らしい感性に感動しました。英語で詩を作り、読むことは異文化理解にもつながり、皆さんの世界も広がると思っています」と講評がありました。
今回、最優秀賞を受賞した国際文化学部英語文化学科4年生の井出大智さんは、「昨年のコンテストも応募したのですが受賞できなかったので、今回は絶対に受賞したいという気持ちで応募しました。結果的に最優秀賞を受賞することができ嬉しかったです」と受賞の喜びを語りました。
また図書館長賞を受賞した国際文化学部英語文化学科1年生の末永楓花さんは、「面白そうだと思って今回コンテストに応募しました。英語で俳句を作るのは初めてでしたが、自分の思い描いた情景を英語俳句という形で表現し、それが図書館長賞という形で評価されたことはとても嬉しかったです」と初めて英語俳句に取り組んだ感想を述べました。
今秋には、「第2回高校生英語俳句コンテスト」が予定されています。高校生の皆さん、ぜひ英語俳句づくりに挑戦し、応募してください。
今後も国際文化学部は学生たちが英語を通じた文化的な活動できるような環境を提供していきます。
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