理工学部土木・都市防災コースの学生たちが「アートどろ団子教室」を開催しました。

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8/6(日)、8/7(月)の2日間、横浜・金沢八景キャンパスに小学生を招いて『アートどろ団子教室』が開催されました。

本イベントは、理工学部土木・都市防災コースの学生たちが活動する「どぼじょ」*および「土木学系サイエンスコミュニケーター」と総合研究推進機構が共催し2010年より続く人気のプログラムで、活動をはじめて今年で14年目を迎えます。構造物を支える基礎である地盤は、砂、粘土、石などの様々な土から構成されていますが、その強度により起こりうる災害も異なります。地球上にある「土」といっても、サラサラな砂、ベトベトな粘土など様々な種類があります。本イベントは子ども達がどろ団子の素材である土の性質に触れ、土木や都市防災に興味を持ってもらうことを目的として開催されています。

今年は、2日間で約100名の子ども達と保護者が参加し、大学生とともに、粘土、水彩絵具、水を利用した壊れにくくカラフルな光るどろ団子作りを体験しました。
子ども達は、好きな色の絵具を粘土に混ぜてこねるところからどろ団子づくりを始めました。粘土をこねる子供たちの手もカラフルに染まり、みんなが夢中で粘土をこねます。綺麗に染まった粘土を8つに分けたら、混ぜたい他の色を持っているお友達と交換します。当日はじめて会った子ども達も、「ピンクと交換して!」「緑を持っている人いませんか?」などと勇気を振り絞って話しかける姿があちこちで見られました。そうしてあつめた何色もの粘土を重ね合わせてまるめることで、きれいなマーブル模様が作り出されます。

まるめたどろ団子は、乾燥させた後、表面が滑らかになるように削り、光沢を出すために磨く作業に移ります。粘土の粒を同じ向きにそろえやすくするためにハンドクリームをどろ団子の表面に少量塗り、小瓶の側面を使って磨いていきます。ここからは子ども達とともに保護者も手伝い、親子でどろ団子づくりを楽しむ姿が見られました。

今後も関東学院大学では、学生が自身の研究について社会へ伝えることができる機会を提供していきます。

どぼじょ:「土木系女子学生の会」の通称

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