「ハマのものづくり体験~夏休み自由研究チャレンジ~」に理工学部の2研究室が参加しました。

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8月上旬に横浜市役所1Fアトリウムで行われた、「ハマのものづくり体験~夏休み自由研究チャレンジ~」に理工学部の友野研究室と堀田研究室が参加しました。

同イベントは、都筑区において高い技術で作られた製品を発信する企業団体「メイドインつづき」と、金沢区の大規模産業団地「LINKAI横浜金沢」の魅力を産学官連携で発信する「Aozora Factry」の共同主催で行われたイベントで、夏休みを活用して親子でものづくりの楽しさを体感してもらうことを目的に実施され、会場には横浜市内のものづくりの職人たちが集結しました。

友野研究室は「伝説の神の金属『オリハルコン』を作る!」と題した実験ブースを出展しました。参加者たちは、子どもの手のひらサイズの金属板を使って、化学実験にチャレンジ。友野和哲准教授(リサイクル工学)は、日本のゲームやアニメに登場する伝説上の金属『オリハルコン』の語源や錬金術の科学史をかみ砕きながら説明し、学生たちは、白衣を身にまとい実験のサポートに入りました。実験では、化学反応を利用して、金属板を様々な色に変化させる実験操作を親子で体験し楽しんでいました。

佐々木涼さん(応用化学コース4年)は、「日頃関わることのない地域の方たちと触れ合うことができ、非常に貴重な経験となりました。参加してもらった子ども達には、化学に興味を持ってもらえたのではないかと感じています。化学実験は、成功もあればもちろん失敗もあります。参加してくれた子ども達には、そのような実験がうまくいかない難しさも含めて、化学の楽しさを知ってもらえたら」と笑顔で話しました。

堀田研究室は、PC周辺機器を取り扱う(株)キヨシ商事とコラボレーションし、「パソコンの中を見てみよう」と題して、パソコンを分解してパソコンの内部構造や、さまざまな部品について解説するブースを出展しました。キヨシ商事のスタッフの説明のもと、子ども達はドライバーを使ってパソコンを分解。パソコンの内部構造を理解しながら、CPUを取り出すことにチャレンジしました。堀田智哉准教授(材料力学)は、HDDの基本構造や、ディスクが正確に回転し続けるしくみを保つベアリングについて解説。学生らはネジ回しなどの作業に苦戦している子ども達のサポートに入りました。

小田隆恵さん(先進機械コース3年)は、「キヨシ商事さんによるパソコンの内部構造の解説で、レストランに例えた話がとても分かりやすく私自身も聞き入ってしまいました。幼稚園生くらいの子にとって、内容が難しくないか心配でしたが、一生懸命作業に取り組んでいる姿が印象的でした。取り出したCPUを持ち帰る子どもたちの笑顔を見てとても嬉しかったです。子ども達だけではなく企業の方とも交流することができて、非常に有意義な1日となりました」と振り返りました。

毎年、地域や自治体、企業と連携したイベントに参加している両研究室。各ブースでスムーズに進行できるよう、時折、学生同士で打合せをする姿や、笑顔で参加者に接する様子が見受けられました。

関東学院大学は今後も、地域や自治体の方と連携した教育機会を展開していきます。

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