建築・環境学部主催「エコ・コンクリートカヌーコンペデモ2023」を開催しました。

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9/20に横浜・金沢八景キャンパス前を流れる侍従川を利用して、建築・環境学部の学生らがコンクリートでつくったカヌーでレースを行う「エコ・コンクリートカヌーコンペデモ2023」を開催しました。

このイベントは、建築を学ぶ学生にモノを作る楽しさや難しさを体験してもらおうと1976年にはじまり、2019年に43回目を迎えました。当初は、カヌー製作時の型枠としてベニヤ板を利用していましたが、1997年から環境に配慮して廃ダンボールを代用するようになり、大会名称も「エコ」を冠するようになりました。同学部の恒例行事として行われていたこのイベントですが、新型コロナウイルス感染症の影響により、近年はイベントの中止を余儀なくされていました。しかし、学生らがエコロジカルな発想を広げる意味でも教育的意義があり、従来通りの開催に向けてノウハウを継承していきたいという、教授らのねらいからデモンストレーションとした「エコ・コンクリートカヌーコンペ デモ2023」を開催しました。

今年度は、4年生が2隻、3年生が1隻、1年生が1隻とそれぞれカヌーを製作。カヌーには「ひでまる号」「エスポワール号」などとそれぞれ名付けられ、中には130キロを超える重さのカヌーも。うまくバランスが取れずスタート前に転覆してしまったり、思うように前に進めなかったチームもありましたが、声を出し合いながらパドルで水をかくタイミングを合わせたり、乗船準備をしている学生らもレース中の仲間に声援を送るなど、4年振りの開催をとても楽しんでいました。

実行委員長の大畑俊輔さん(同学部4年)は「2019年に優勝した先輩方のカヌーを3Dプリンタで作り上げ、ある程度の土台を決めてから、浮力計算をしたり、前後左右対称になるよう細部までこだわりました。完成したカヌーを浮かべるのは今日が初めてだったので、無事に浮かんでホッとしています。次年度以降は、より多くの学生に積極的に参加してもらいこのコンペを盛り上げてほしいですね」とコメント。

仲宗根一斗さん(同学部1年)は「モノづくりのノウハウが少ない中でも、仲間と協力してカヌーをつくり上げる事ができました。一番印象に残っていることは、自分たちが製作したカヌーとは比べ物にならないくらいの先輩方のカヌーの安定感。次年度は転覆しないことを前提に、今日の先輩たちの記録を超えたいです」と次年度への意気込みを語りました。

増田泰之助手(同学部)は、「限られた時間、少ない人数でも、チーム内で作業分担しながらよく頑張ってくれたと思います。今年度は次年度以降に向けてのデモンストレーションでしたが無事に開催が出来たので、来年はより多くの学生達にものづくりの楽しさ難しさを自分達の手を動かし、実際に体験してもらいたいので早い段階から参加者を募り、より盛大に従来通りの形で開催が出来たら」と話しました。

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