経済学部プレゼミナールの授業に横須賀市の職員の方が登壇しました。

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経済学部では、企業や地域社会が抱える現実の課題解決にチャレンジする、「K-mics」を推進しています。今回、横須賀市の協力を得て、「プレゼミナール」の授業で市の課題解決に向けた取り組みを行っています。「若年層への普及・啓発」を共通課題として、「谷戸の再生・活性化」、「よこすか野菜」、「1万メートルプロムナード」、「アーバンスポーツ」の4つのテーマから課題や現状について、横須賀市の職員の方からそれぞれお話ししていただきました。

9月26日(火)は、横須賀市役所 経済部農水産業振興課の職員、榎本七海さんが登壇し、横須賀市の農業に関する課題をお話しくださいました。
横須賀市は三方を海に囲まれた温暖な海洋性気候のため、冬でも露地栽培(畑での栽培)が可能であることが、横須賀市の農業の大きな特徴です。出荷量全国7位を誇るキャベツのほか、多品種栽培も進んでおり、スーパー等ではあまり見かけないカラフルな野菜や西洋野菜など、年間を通じて様々な野菜が生産されています。榎本さんからは、よこすか野菜の認知に関する課題や、それに対する農水産業振興課の取り組みについて紹介があり、学生たちは興味深く話を聞いていました。

また今回のプレゼミナールの取り組みについて、「よこすか野菜をPRすることで、農家のモチベーション向上やよこすか野菜の話題性・ニーズが高まり、横須賀市内の農産物生産者の所得の向上、引いては横須賀市全体のイメージアップに繋げることが出来ます。よこすか野菜を多くの若い人たちに認知してもらえるような方法を、若い学生の皆さんの視点で考えていただければと思います」と、学生たちへの期待を口にしました。
質疑応答の時間では、「よこすか野菜はどういった場所で購入できるのか?」「どのくらいの予算で取り組みを想定すべきか?」「よこすか野菜と鎌倉野菜、三浦野菜などとの売り上げの違いは?」など、学生や教員からの質問があり、これからの課題解決に向けた取り組みについて意欲を見せました。

今後、各ゼミナールの中でテーマに沿った課題解決の方法をグループに分かれ考えてもらい、来年2月には横須賀市の職員の方々を招き、報告会を行う予定です。
経済学部では、自治体が抱える課題の解決に繋がる実践的な学び「K-mics」を引き続き推進していきます。

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