栄養学部の学生が横浜市立大曽根小学校の調理実習に協力しました。

#栄養学部 #社会連携教育 #調理実習

横浜市立大曽根小学校(横浜市港北区)の小学4年生で実施している調理実習に、栄養学部の細山田ゼミナールが協力しました。

同小の4年生は、総合的な学習の時間を活用し、苦手食材や給食で食べ残しの多い食材を使って、おいしく食べられるレシピを考案し、食品ロスの削減につなげる活動に取り組んでいます。年度末には、児童たちが考案したレシピを栄養教諭にプレゼンテーションして、給食のレシピとして実現させることを最終目標としています。そこで、同ゼミナールが横浜市と協力して今年3月に発行した、食品ロス削減をテーマとした「おいしい!かんたん!使い切りレシピ」に興味を持った同小よりご依頼頂き、同ゼミナールの4年生7名を派遣することとなりました。

児童たちは、全校生徒を対象としたアンケートで苦手食材として挙げられたナスを使ったレシピを、6チームに分かれて考案。学生たちが協力した10/5の2回目の調理実習では、1回目の調理実習であがった児童たちの困りごとに対して、学生たちがアドバイスしながら調理する形で進められました。児童たちが考案したレシピは『スープカレー』『なすとピーマンのオイスターソース炒め』『コンソメスープ』『野菜炒め』『ナスのポン酢炒め』『なすのかき揚げ』の6品。学生たちは乱切りやぶつ切りなどの食材の切り方を教えたり、食材加熱の順序、火の通りやすさを考慮した野菜の厚み、食材の混ぜ方などを丁寧にアドバイスしました。

調理実習終了後には、「楽しく作ってみんなで食べるから、苦手なものもおいしく食べられるのだと思います。今日を機に苦手なものも食べてみようと挑戦してもらえたら嬉しいです」、「すべての工程において皆さんの積極性が素晴らしかったです。ぜひおうちのお手伝いも頑張ってもらえたら」と学生たちから児童にメッセージが贈られました。

『なすとピーマンのオイスターソース炒め』を考案したグループの女子児童は「なすを炒める前に水につけておくことで、きれいな紫色が保てると大学生にアドバイスをもらいました。とてもおいしく作ることができて満足しています。次回の調理実習でも大学生のアドバイスを取り入れたいです」と感想を述べました。

佐藤晶紀さん(栄養学部4年)は「調理実習を進めていく中で、小学生たちから食材がもったいない、食品ロスを減らそうといったワードが飛び交っていたことが印象的で、このような食育活動が将来的に食品ロスの削減につながると考えました。また小学生の向上心と探究心に触れる事によって、私たちにとっても良い刺激となりました。小学生の皆さんが一生懸命考えたレシピが、無事に給食として全校生徒の皆さんに届くことを、細山田ゼミナール一同楽しみにしています」とコメントしました。

関東学院大学は今後も、企業や自治体などの様々な人々と関わり、実社会の課題にチャレンジできる場を提供していきます。

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