法学部牧瀬稔教授のゼミナールが静岡県磐田市へ政策提言を行いました。

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10月17日(火)、法学部地域創生学科牧瀬稔教授のゼミナールで学生たちが静岡県磐田市へ政策提言を行いました。牧瀬ゼミではゼミナール活動として、様々な自治体に対して学生たちが政策提言を行う学びを行っています。今回、磐田市より牧瀬ゼミへ依頼があり、磐田市が実施している、子育て家庭の経済的支援とともに、妊娠、出産、子育てに関して、伴走型で相談支援を行う取り組み、「磐田版寄り添い方子育て支援(iぽーと)」の広報戦略について、牧瀬ゼミの知見を生かした助言や提案が欲しいとのことで、学生たちが政策案を立案し、今回の政策提言の機会が実現しました。

政策提言はオンラインで行われ、牧瀬ゼミ4年生を中心とした3チームがそれぞれ15分で提案を発表。発表では、SNSを利用した情報発信が多く挙げられ、子育てに関する豆知識やライフハックを短い動画で紹介する、オリジナルのハッシュタグを付けて多くの閲覧者を獲得する、保健師を顔写真付きで紹介するなど、様々な活用方法を提案しました。またiぽーとの取り組みについて、視認性の高いポスターやチラシ広告を作成し、子育て世帯が利用するショッピングモールなどの施設に掲出する、主要駅である磐田駅内で階段ラッピング、構内放送で周知するなど、広告方法も色々なアイデアを提案。各チームの発表内容に、磐田市の職員の方々は興味を持って聴き入り、多くの質問が出ていました。

すべてのチームの発表が終わり、磐田市職員の方から講評がありました。「どのチームも、磐田市の事をしっかりと調べ、市では思いつかないようなアイデアがたくさん出てきたことに驚きました。皆さんからいただいた貴重な提案を参考にさせていただき、必ず何かは実現したいと考えています。またどのチームの発表も素晴らしく、磐田市で共に働いてほしいと思いました。皆さんの将来の選択肢の一つとなれば嬉しいです」と、学生たちの政策提言の内容や発表について、高く評価をしていただきました。
講評後、今回の政策提言に参加した牧瀬ゼミの3年生、4年生よりそれぞれ感想がありました。
3年生の田中悠太さんは、「今回の発表に向けた準備や、今日の発表から色々と学ぶことが多く、とても勉強になりました。3年生は今後も様々な自治体への政策提言などを行っていくので、この経験を活かして魅力ある提案をしていきたいと思います」とこれからの意気込みを口にしました。
4年生の板垣大輝さんは、「4年生が政策提言を行うのはこれが最後ですが、我々4年生も3年生から学ぶことが多く、勉強になりました。これから3年生は政策提言に向けて準備が大変になってくると思いますが、何かあれば力になりますので相談してください。応援しています」と、3年生たちへエールを贈りました。

今後も関東学院大学は、地域の課題の解決に向けた実践的な学びを推進していきます。

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