法学部の学生たちが韓国を訪れ、海外研修を行いました。

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9月7日~10日に法学部の学生が韓国の首都ソウルを訪れ、海外研修を行いました。この海外研修は、その国の歴史や法、政治について現地で学ぶ機会として法学部国際交流委員会により企画されたもので、2019年のハワイ研修以来4年ぶりに実施されました。
今回研修を行った6名の学生たちは、研修に先立ち事前勉強会にも参加。現地での研修をより有意義なものとするため、呉吉煥(オ・キルハン)講師による韓国についての講義とディスカッションを行った上で研修に臨みました。

ソウルへは法学部の藤田潤一郎教授、呉講師が同行。学生たちは教授たちの解説を聞きながら、朝鮮王朝時代の宮殿である昌徳宮(チャンドックン)、国会(クッケ)および国会博物館、総監府跡を始め日本統治時代の遺産がある南山(ナムサン)や西大門(ソデムン)刑務所歴史館といった、法学部での学びに関連する施設を見学しました。また、大韓民国歴史博物館や、尹東柱(ユン・ドンジュ)文学館も訪れ、韓国の歴史や文化についても理解を深めました。2日目に訪れた国会で本会議場を実際に目にした学生たちは、この場所で韓国の法律が作られているということを肌で感じ、感嘆の声をあげていました。

大韓民国国会本会議場

独立門

尹東柱文学館

参加した学生からは「日韓関係、近代韓国史に関わる重要な史跡や博物館などの旅行ではなかなか赴かないような場所を訪れることができ、有意義な研修となりました。国際関係の亀裂に目を向けることは厳しいですが、両国のさらなる交流、相互理解のためには重要なことだと再認識しました。また、施設見学のほか、明洞で様々な韓国料理を食したり、観光地を巡ることができて、大学生活において楽しい思い出ができました。韓国研修に携わった先生方、職員の方々にはとても感謝しています」、「現地では、韓国の朝鮮時代から現代まで、隣国である日本との関係や近代日本史と関わる部分について、韓国視点の話を伺うことができました。日本からの独立運動や、当時起きていた事柄などは、今までの学びを通して知っていたので、それらの知識と合わせる事で、日本と韓国の関係性について更に理解が深まりました」といった感想が聞かれました。

呉講師は「3泊4日という短い期間で、学生たちに幅広い体験をしてもらうために、たくさんある候補の中から厳選された訪問先だったため、かなり密度の濃い研修になったと思います。学生たちがどの訪問先に行っても、真剣に説明に聞き入っている様子を見てとても感心しました」と今回の研修を振り返りました。
藤田教授は「4年ぶりの海外研修を実現することは決して容易ではありませんでしたが、呉講師を始めとする多くの方々の協力、参加学生たちの積極的な姿勢によって、とても充実した研修となりました。これからを生きる学生たちにとって、今回の研修は貴重な糧になると、私は信じています」とコメントしました。

関東学院大学は、今後も学生が海外について現地で学び、視野を広げる機会を提供していきます。

※写真掲載にあたっては、韓国の国会の見学受付担当部署と尹東柱文学館の了解を得ています。

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