「中区民祭り(ハローよこはま2023)」に、地域創生まじゅんプロジェクトに取り組む学生と理工学部の武田研究室がブース出展しました。

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11/12に象の鼻パーク(横浜市中区)で開催された「中区民祭り(ハローよこはま2023)」に、地域創生まじゅんプロジェクトに取り組む法学部の学生らと、理工学部の武田研究室がブース出展しました。このイベントは、昭和51年から続く伝統あるお祭りで、当日、小雨が降りしきるなか、約90の企業や団体による飲食ブースや野外ステージ、展示体験ブースが並びました。

内燃機関を専門とする理工学部の武田研究室は、ペットボトルキャップなどの廃プラスチックを油化して精製した燃料を、ディーゼル発電機に適用させて電力を得る研究に取り組んでおり、当日は研究紹介とあわせて、得られた電力で作ったわたあめを来場者に配布するブースを出展しました。わたあめを作り上げる間に、武田克彦准教授や学生らがリサイクル工程を説明すると、子どもから大人までが耳を傾け、時折、学生らに取り組み事例を問いかける様子も見られました。わたあめ作りはイベント開始前の数分しか練習していないと話す学生らでしたが、器用に形作る様子に子ども達は喜んでいる様子でした。

研究室長を務める茶谷郁己さん(先進機械コース4年)は、「ペットボトルキャップだけでなく、容器包装などの様々なプラスチックや食品の容器包装からも油化することが可能です。また油化した燃料を活用して油化する研究も進められています。私たちの研究を広く知ってもらい、海へ放棄されるごみの削減に繋がれば」と話しました。

2023年春学期より始動した法学部の学生が取り組む「地域創生まじゅんプロジェクト」が出展したブースでは、SDGsを一つのテーマに、使用済みのペットボトルを再利用したプランターづくりと、輪ゴムと割りばしで作る輪ゴム鉄砲づくりが行われました。栢本佳奈さん(地域創生学科3年)は、「持続可能な社会に貢献するというと、子どもにとってはハードルが高くなってしまいますが、知識から入らずに工作を切り口とすることで、楽しくSDGsに取り組むことができると思いました。多くの子ども達が実践的にSDGsについて学ぶ場が増えたら良いですね」とコメント。渡邉未有さん(同学科3年)は、「現在、中区で活動されている本学のOBの方に足をとめてお声がけ頂きました。半年間かけて取り組んできた内容をまとめたパネルを見て、私たちの活動に関心を持ってくださったことが嬉しかったです。中区に関東学院大学が開校したことや、私たちが中区と協働して活動する様子をより多くの地域の方に知って頂けたら」と話しました。

こうした地域で開催するイベントについて「私たちと同世代の方たちには、ぜひ地域のイベントに参加してほしいと思います。寄り道感覚でも良いのでそれをきっかけに、自身の住むまちに興味を持ってもらえたら、地域活性化の一歩になるのでは」と二人は話しました。

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