国際センターでは留学生を含む学生たちが様々な日本文化を体験できるイベントを実施しています。
11月16日(木)は着物の着付け体験を行い、12名の留学生が参加しました。この着付け体験には公益社団法人 服飾文化研究会の方に協力いただきました。最初に服飾文化研究会の方から留学生たちへ着物の着付けを行い、そのあとは着物の歴史について留学生たちに講演。着物は一つの反物から作られ、一人分の着物を作るのに必要な反物の長さは約12mと説明があり、講師の方が実際に反物を広げると参加していた学生たちはすごく驚いている様子でした。講演後は日本の簡単な遊び文化として、鶴や飛行機の折り紙を紹介。留学生たちは研究会の人たちから折り方を学び、作った折り紙を周りと見比べながら楽しみました。
留学生たちは、「自分が結婚するときは、結婚式で日本の着物を着てみたいと思っています。折り紙も初めて折りましたが楽しかったです」、「昔日本のドラマを見た時にかっこいいと思っていましたが、実際に来てみたらイメージ通りのかっこよさでした」と、体験に満足している様子でした。
今日の着付け体験に参加した中国からの交換留学生の常 雅淇(ジョウ ガキ)さんは、「日本に来る前から、着物は着てみたいとずっと思っていました。初めて着物を着てみて、想像以上に着るのは大変でしたが、写真や動画で見るよりずっと素敵でした。また着物体験があれば参加してみたいです」と感想を口にしました。
11月21日(火)には茶道体験を開催しました。本学で茶道の授業を受け持つ非常勤講師の石川静子先生が講師を担当し、留学生を含む学生14名が参加。最初に茶道文化や作法について石川先生より講演があり、初めにお菓子を口にして、甘みを堪能したあとに苦い抹茶を飲むことが作法、と説明がありました。学生たちは実際にその順番で和菓子とお茶を口にすると、「お茶の美味しさが際立ちました」と抹茶の独特の苦みに感動している様子でした。
最後に学生たち自身でお茶をたてることを実践。茶筅を使ってお茶をたて、どんどん泡立っていく様子を不思議がりながら体験していました。自分でたてたお茶を飲みながら、留学生は「今まで飲んだ日本のお茶で一番おいしかったです。普段は紅茶を飲むので、ここまで濃い味の飲み物はとても新鮮でした」と感想を口にしました。
アメリカからの留学生、CINDY BORJA TINOCOさんは、「茶道体験は初めてでしたが、日本の文化を感じられる貴重な経験で、お菓子も抹茶もとても美味しかったです。生け花の体験もやってみたかったですが、今年は開催されないとのことなので、他のイベントに参加して、色々な日本文化を留学中に体験してみたいです」と口にしました。
今後も、国際センターでは日本の伝統文化を体験できる様々なイベントを企画していきます。
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