工学研究科修士チームが第16回ソイルストラクチャーコンテストで総合1位になりました。

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地盤工学会関東支部が主催する第16回ソイルストラクチャーコンテストが、10月21日に日本大学船橋キャンパス(千葉県船橋市)で開催され、理工学部土木学系の規矩大義教授の研究室から、理工学部土木・都市防災コースの学生による「関東学院大学4年チーム」と工学研究科土木工学専攻の大学院生による「関東学院大学修士チーム」の2チームが出場しました。このコンテストは日頃培った土質力学の専門知識や研究成果を披露する場として、また、学生と社会人の交流の場として開催されています。コロナ禍で2020年、2021年は開催中止となり、2022年はオンラインでの開催だったため、4年ぶりに対面で行われた今回のテーマは「液状化対策工」。学生や社会人でつくる計10チームが参加し、地盤液状化の対策効果と技術のプレゼンテーションの2部門の総合得点の結果、「関東学院大学修士チーム」が総合1位となりました。

各チームは、それぞれ100円ショップで購入して用意した自由材料2種類と、指定材料3種類(スポンジ、不織布、綿棒)の中から決まる1種類の材料を使用して、ガラスの水槽の中にミニチュアの埋め立て地盤を築き、その上に設置した住宅模型の沈下量の少なさを競いました。
修士チームは、発砲スチロールの板と硬質カードケースを自由材料として選び、1週間前から本番を想定した練習として何回か実験を行い、当日を迎えました。住宅はその重さで沈んでしまうため、地盤に発泡スチロールの板を挟むことで住宅を沈みにくくする対策は出来ましたが、それだけでは住宅の流動性が高まり、斜めに沈むなど倒れやすくなってしまうため、硬質カードケースを加工して格子状に入れ、倒壊を防ぐ対策を施しました。また、指定材料は当日まで何に決まるかわからないため、どの材料が指定されても柔軟に対応できるようにあらかじめ考えておいたそうです。当日決まった指定材料の不織布は、格子がずれないよう間に詰めて補強し、倒壊防止策がより強固なものになりました。

川瀬優さん(工学研究科土木工学専攻 博士前期課程2年)は自身が研究している修士論文のテーマと重なることもあり、大筋の方向性について提案しましたが、研究時にも苦労している倒壊防止策については、チームメート全員でアイデアを出し合い相談したそうです。川瀬さんは「万全の準備をしていたので自信はありましたが、本番では予想以上に沈下量が少なく、しっかり対策が出来ていたことを実感しました。沈下量の結果は僅差で2位となり悔しかったのですが、プレゼンテーションも頑張ってくれて、総合1位になれたのはチームのみんなのおかげだと思います」と感謝の気持ちを話しました。

プレゼンテーションを担当した荻原進一さん(同1年)は「他の人のプレゼンテーションも見て、参考になったり学べたりする点も多く、いい刺激になりました。学部生の頃はちょうどコロナ禍でもあったため、今回は対面ならではのイベントの雰囲気や緊張感も味わうことができてとても楽しかったです」と振り返りました。発表用のプレゼンテーションを作成した小向春花さん(同1年)は「プレゼンテーションも評価されるため、対策の様子をわかりやすく伝えるためにパワーポイントにアニメーションを入れるなど自分なりに工夫しました」と話し、榎本拓朗さん(同1年)は「沈下量の結果は数値で決まるため、対策効果の順位は予想できましたが、プレゼンテーションの結果は発表されるまでわからなかったので、総合1位と聞いたときはびっくりし、同時にとても嬉しかったです」と話しました。

規矩教授は「学生が社会人となり、地盤工学のさまざまな現場で活躍していく際には、今回のコンテストの参加者たちと必ずどこかで関わることになります。この先長く続いていく、同じ業界の友人との繋がりを作ることもこのコンテストの意義であると考えます。そうした目的を持って参加することで、学生にとって将来必ず役に立つ経験になったのではないかと期待しています。」とコメントしました。

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