人間共生学部コミュニケーション学科の学生が中国文化を体験

#中国結び #中国茶芸

12月の2回の講義にわたり、人間共生学部コミュニケーション学科の学生が「中国結び」と「中国茶芸」を体験しました。今回参加したのは「体験的に学ぶ中国語」と「中国語圏の生活と文化」を履修している1~4年生。

12月1日(金)に「体験的に学ぶ中国語」内で行われた「中国結び」体験では、本間初恵氏とお手伝いの方3名を講師にお招きし、中国結びの代表的な結び方である蛇結と平結びを用いたブレスレット製作を行いました。一見、ミサンガと作り方が類似しているように見えますが、体験した学生たちからは「思った以上に結び方が難しくて、コツを掴むのに時間がかかりました」、「力のかけ方で結び目の見た目が変わってしまうので、バランスよく結ぶのが難しかったです」といった声が上がり、なかなか思うようにはいかなかった様子。

12月22日(金)には、「中国から学ぶ文化」内で、岩恵美子氏による「中国茶芸」の実演が行われました。中国茶の説明やその歴史について講演から始まり、中国茶の栽培には標高が1000~2000mほどで朝晩の寒暖差がある地が適していることや、茶葉10㎏で2億円ほどの価値があるといった話に、驚く学生たち。また、中国の歴史と中国茶の歴史は密接に結びついているといいます。お茶は価値があるものとされ、専門的に扱う行政の部署ができたということや、文化大革命によってぜいたく品とされ、所持しているだけで罪とみなされていたことなどからも、その時代にお茶がどのような影響をもたらしてきたのかは歴史から読み取れると説明がありました。

中国茶は、はじめ茶葉だけでなく、みかんの皮や塩などを一緒に煮込んだスープのようにして飲んでいたものが、次第に茶葉だけで楽しむような流れになり現代の飲み方が浸透していったと言います。本来であれば茶経を貼り、喫茶(現代でいう茶芸)を行うのですが、今回は略式かつ通常よりも数の多い茶器をご用意いただき実演されました。お湯を大胆にかける様子や、茶器を逆さにしてすするようにして飲むなど、学生たちは普段のお茶とは違う飲み方に苦戦しながらも、中国文化を楽しく体験しました。

3年生の小林桃香さんは「見た目以上に難しかったですが、体験しないと難しさもわからなかったので参加できてよかったです。授業を通して中国の文化を学ぶことができたのはとてもいい経験になりました」と話します。

今後も、関東学院大学は様々な国の文化を体験的に学ぶ機会を提供していきます。

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