理工学部の小岩一郎教授が、エレクトロニクス実装学会と表面技術協会の功績賞をそれぞれ受賞しました。

#薄膜工学 #表面工学 #エレクトロニクス実装工学 #表面技術協会 #エレクトロニクス実装学会

理工学部 表面工学コースの小岩一郎教授が、エレクトロニクス実装学会と一般社団法人表面技術協会の功績賞をそれぞれ受賞しました。

小岩教授は、「表面工学」「エレクトロニクス実装工学」「薄膜工学」を専門分野に、スマートフォンに代表される高密度実装技術や新規薄膜材料の開発やその薄膜の解析をテーマに研究しており、近年は、水溶液からはめっきできないアルミニウムなどを、非水溶媒からめっきする研究にも取り組んでいます。

今回、小岩教授が受賞したエレクトロニクス実装学会の功績賞(2022年5月25日受賞)は、学会の発展および運営に対して特に顕著な貢献をした正会員を対象に、一般社団法人表面技術協会の功績賞(2024年2月29日受賞)は、永年にわたり学会の発展に貢献し、かつ表面技術の学問・技術の進歩・発展に顕著な功績をあげた65歳以上の個人正会員を対象にそれぞれ贈られます。小岩教授は、学会活動と部品内蔵基板の国際標準化や、両学会の講演大会や研究会などを実行委員長として円滑な運営に貢献したことが、学会から評価され功績賞の受賞に繋がりました。

賞を受けて小岩教授は「表面技術協会の功績賞の受賞対象が65歳以上ということもあり、私はこれまで選考側でしたが、受賞する立場となり感慨深いものを感じます。今後は両学会の発展に向けて、宇宙に対する実装の研究など、世界初となるような新しい取り組みも進めていきたいですね」とコメントしました。

また本学での人材教育について「近年、技術者に求められるのは技術だけでなく、自分で新しい市場を見つけそれにふさわしいものを作り出す能力です。そのために表面工学コースでは、独自のインターンシップや、海外事例に触れてもらう機会を準備しています。社会情勢を理解して即戦力となる人材を輩出していきたいと考えています」と話しました。

トピックスについての
お問い合わせ

関東学院大学 広報課
住所 〒236-8501 横浜市金沢区六浦東1-50-1
TEL:045-786-7049
FAX:045-786-7862
E-mail:kouhou@kanto-gakuin.ac.jp