関東学院のびのびのば園が無印良品 港南台バーズと協力して行っている「エコバッグに子どもたちが絵を描くワークショップ」に教育学部の学生4名が参加しました。

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5月18日(土)、関東学院のびのびのば園が無印良品 港南台バーズと協力して行っている「エコバッグに子どもたちが絵を描くワークショップ」に教育学部の学生4名が参加しました。

関東学院のびのびのば園では、4年前より無印良品 港南台バーズ協力のもと、地球環境問題に関する体験型ワークショップを開催しています。プラスチック製品削減のために自分たちが身近にできることを考え、レジ袋を減らすことを目的に子どもたちが布製のエコバッグに絵を描くワークショップを行っています。午前中は親子参加型で年中クラスによる「エコバッグに子どもたちが絵を描くワークショップ」と「クッキング体験」のプレイデー、午後は地域の小学生を招いて「エコバッグに子どもたちが絵を描くワークショップ」を開催。無印良品 港南台バーズの畑中優里さんも参加し、子どもたちとの交流を育みました。4名の学生は、実習先でもある関東学院のびのびのば園で今回のイベントを知り、自分たちに何か手伝えることはないかと参加に至りました。

関東学院のびのびのば園 石井雄輝教諭(社会福祉士)

無印良品 港南台バーズ 畑中優里さん

司会を務めた伊藤良寛さん(こども発達学科2年)

今年は、「エコバッグワークショップ」のプログラム運営を4名の学生が担当。「うみにいきる○○たち」というオリジナルの紙芝居を披露し、プラスチック製品で環境が汚染されていることについて問題意識を持ち、エコバッグの必要性とワークショップの趣旨を伝えました。参加した子どもたちからは「家で何を描くか決めてきた!」といった声があり、この日を楽しみにしていた様子。布に描けるクレヨンを用いて、表面だけでなく裏面にもデザインを施すなど、思い思いにエコバッグ作りを楽しみました。4名の学生は、デザインに悩んでいる子に積極的に話しかけ、作業が速い子には次にやることを促すなど、子どもたちに合わせた声かけを実施。また、エコバッグ作りが終わったあとは、海の中にあるゴミを探そうというワークを行い、あと一つが見つからないという子どもたちと一緒に探す姿も伺えました。

関東学院のびのびのば園のイベントに初めて参加したという伊藤恋葉さん(こども発達学科2年)は、「エコバッグ作りと聞いて、どんな風にデザインを考えられるのか不安だったのですが、絵を描くのが苦手な子は模様や好きな色で自分を表現していて勉強になりました。自分の描きたいものを描く子はもちろん、小学生になると友だちとデザインを合わせたりする子もいて、協調性なども出てくるのだと感じました」と話します。学生たちは、年中クラスと小学生の1日の活動を通し、子どもたちの発達段階による違いも実感した様子。また、子どもたちのリアクションや自分たちの言動を真似る姿から、大人の行動をとても見ているということを改めて意識したと言います。

今回のイベントを振り返り、担当の石井雄輝教諭からは「企業や地域と連携した園活動はまだまだ少ないです。子どもや子育てを園や地域全体で支えるという役割が必要なんだということを、こうした活動を通して学生さんたちに学んでもらえると嬉しいです」と子どもたちを地域全体で育て、成長をサポートするという姿勢についてお話がありました。

子どもたちがデザインしたエコバッグは、5/20~6/3に無印良品 港南台バーズにて展示が行われました。

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