関東学院高等学校、関東学院六浦高等学校の2校合同SDGs探究企画「関東学院_SDGs探究」を実施しました。

#高大連携 #探究活動 #SDGs

6月19日(水)、横浜・金沢八景キャンパスにて関東学院高等学校、関東学院六浦高等学校の2校合同SDGs探究企画「関東学院_SDGs探究」を実施しました。

本企画は、大学への理解と関心を深めるとともに、社会課題の解決に挑む大学の研究に触れる場として本学より21講座を提供し、その後高校生たちが取り組む探究活動につなげることを目的としています。当日は、関東学院高校2年生224名と関東学院六浦高校1年生204名の合計428名が参加しました。

体験プログラムは11学部14学科9コースからそれぞれ展開され、全21講座を開講。
社会学部 湯浅陽一教授のプログラムは「どうすればプラスチックのリサイクルはうまくいくのか?」。プログラム内では、リサイクル事業の課題について説明し、横浜市のプラスチックごみの収集方法にも触れました。利用者にどのような影響を与えているのかなど、あらゆる視点からプラスチックのリサイクルについて考え、学生も交えたディスカッションを実施。参加した関東学院高校2年生は「リサイクルをしようという話はよく聞くので、やらなきゃいけないという意識はあります。ですが、なぜやらなくてはいけないのか、リサイクル事業がどのように取り組まれ社会に貢献しているのかを知っていた方が、日ごろからリサイクルを意識して行動する人は増えるのではないかと感じました」と話し、リサイクルの仕組みを理解することの大切さを感じた様子。

社会学部 湯浅 陽一教授
どうすればプラスチックのリサイクルはうまくいくのか?

経済学部 松本 武洋教授
「多くの人が納得する決め方」とは?~多数決を疑ってみる

また、理工学部生命科学コース 海老原 充教授のプログラム「『ネコにスイーツ』、それは『猫に小判』であることを実体験しよう。」では、動物たちの味覚はどういった特徴があるのかを説明しました。特に、フェルニチオカルバミドという苦味物質を含んだリトマス紙を舐めたところ、苦いと感じる人と無味と感じる人で意見が分かれる結果に。海老原教授の「実は苦みは遺伝のため、同じ成分のリトマス紙を舐めてもこうして意見が分かれるのです」という説明に驚きを隠せない様子。関東学院六浦高校1年生は「猫について詳しく知れると思い参加したのですが、自分が想像していた内容よりも面白かったです。草食動物、肉食動物というのも実は遺伝からくる好き嫌いによって分かれているのだということが知れて見方が変わりました」と振り返りました。

その他、各講座でそれぞれのテーマについて学びを深めた参加者たち。終了後、自分が参加した講座について、友人たちと振り返る姿も見受けられました。加えて、関東学院高校と関東学院六浦高校の生徒たちは、この日初めて学年も学校も異なるメンバーとワークを行う機会となり、臆することなく積極的に意見交換を行っている様子が見られました。

関東学院大学は、今後も高校生が大学の研究に触れる機会を提供していきます。

理工学部 生命科学コース 海老原 充教授
「ネコにスイーツ」、それは「猫に小判」であることを実体験しよう。

理工学部 先進機械コース 辻森 淳教授
人工衛星の熱処理、熱利用技術

教育学部 照沼 晃子教授
自然を未来に紡ぐ生き物たち

看護学部 坂梨 薫教授
我が国における子育て支援

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