教育学部2年生、4年生を対象に金沢区と連携した「保育講座」が開催されました。

#保育園 #金沢区 #ボランティア #地域理解

7月8日(月)、教育学部2年生と4年生の保育コースの学生を対象に「保育講座」を実施しました。本講座は、金沢区内の公立・私立保育園の魅力を紹介することで、学生が区内保育園の理解を深めボランティアに参加するきっかけづくりを目的に開催しています。

当日は、金沢区こども家庭支援課 学校連携・こども担当 金田課長より挨拶があり「金沢区について知りたくて関東学院大学に入学した方はいないと思います。ぜひ、この機会に金沢区という地域でどのような保育を行っているかを知ってもらえると嬉しいです」と話しました。金沢区こども家庭支援課 保育担当 松本係長からは金沢区の特徴として、海と山があり自然が豊かなこと、公園が多いことから園によってはお散歩コースとして訪れる機会が多いなどの説明がありました。

その後、各園の取り組み紹介として、金沢区の4つのエリアから、にじいろ保育園金沢文庫や金沢ぴよっこ保育園など19の保育園が動画で紹介されました。園の概要や特徴的な取り組み、園目標などの説明のほか、先輩先生から学生に向けメッセージが送られました。しののめ保育園の後藤園長からは、学年の違うクラスとお散歩へ行く園内での異年齢交流や、野菜を栽培し、育った野菜を使ったクッキング体験を行っていると紹介。参加した学生からは「自分自身、子どもの頃に色々なことを経験させてもらえたことが嬉しかったため、子どもたちがやりたいと思うことを挑戦できる園で働きたいと思っています。こうして、保育園の1日の様子などを知ることができると、子どもたちがどんな活動をしているのかがわかるので参考になります」と事前に園について知れることで働くイメージがしやすくなると話しました。

金沢区こども家庭支援課
学校連携・こども担当 金田課長

しののめ並木保育園 後藤園長

金沢さくら保育園
島田育児支援専任保育士

また、金沢さくら保育園の島田育児支援専任保育士より、子育て中の孤立感や不安感といった悩みを解消することや、地域の育児力向上のため、各園の園庭や保育施設を開放し育児支援を行っていると説明がありました。そのほか、体験給食や金沢区内の商業施設にて保育士と交流を行えるイベントを実施するなど、金沢区と各園が協働で行っている事業について紹介があり、参加した学生たちは、地域の取り組みに興味を示している様子でした。

講座を振り返り、学生からは「ボランティアや見学に行くためにインターネットなどで情報を集めているのですが、メールや電話でいきなり連絡することへ少し抵抗がありました。動画や実際の活動の様子を紹介いただくと、園の雰囲気やどのような方が働いているのかがわかりやすく、積極的に連絡をしたいと感じました」という声が多くあがり、ボランティア参加へ意欲を示しました。

関東学院大学は、今後も地域と連携し学生が主体的に学ぶ活動の場を提供していきます。

トピックスについての
お問い合わせ

関東学院大学 広報課
住所 〒236-8501 横浜市金沢区六浦東1-50-1
TEL:045-786-7049
FAX:045-786-7862
E-mail:kouhou@kanto-gakuin.ac.jp