法学部の地域実践演習1を履修する学生らが「第3回 埋地ミニ夏まつり」へ出展しました

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7月27日(土)、法学部の地域実践演習1を履修する学生たち13名が、横浜武道館にて行われた「第3回 埋地ミニ夏まつり」に参加しました。同イベントへは、17ブースの出展があり、学生たちは「なんでもバスケット・名前あてクイズ」のブース企画を行い、当日は多くの地域住民で賑わいました。

地域実践演習1では、横浜・関内キャンパスがある横浜市中区をフィールドに、中区における多文化共生を目指す取り組みに参画することを通じて、「関係人口」が地域に果たしうる役割を実践的に学ぶことを目的としています。中区の中でも、長者町通りをはさんで隣接する山吹・富士見・山田・三吉・干歳の各町までを含めたエリアを総称した「埋地地区」では3割が外国籍とされ、区役所や市民活動団体などにより、共生に向けた活動が行われています。そこで、学生たちは近隣の活動団体などを複数回訪問し、日本語を学ぶ上で大変だったことや、母国と日本とのギャップなどについてヒアリングを実施。その結果を今回の企画に活かしました。

にじいろ探検隊という外国にルーツをもつ若者による団体の活動に参加した地域創生学科1年の小川雅也さんは「漢字を勉強するのが大変という意見があると思ってのですが、意外にもカタカナが大変だという人が多かったです。日本人は素直じゃないなどと言った意見もあると思っていましたが、物心つく前から日本にいるから意外とそうでもないといった予想と違う回答に驚きました」と、実際に外国にルーツを持つ方々と交流したからこその気づきを得られた様子。

学生たちは、そうしたヒアリングを通して、イベントでは外国にルーツをもつ方にも楽しんでもらえるようにと、日本ならではの遊びを体験できるブースを企画。かたぬきやけん玉、めんこを体験できる昔の遊びコーナーと、なんでもバスケットや名前あてクイズで複数の参加者たちと交流を行うゲームを実施。説明文には、日本語の他、英語、韓国語、中国語を表記し、多くの来場者がわかりやすいよう工夫を施しました。参加した子どもの中には、緊張している様子ながらも学生との交流を楽しみ「クイズが一番楽しかった!」と話す姿も見受けられ、参加者同士の交流も行われるなど賑わいをみせました。

「想像していたよりも、日本語を流暢に話す方ばかりだったのでスムーズに会話ができましたが、用意した多言語の説明文も役に立ちました」と、多くの来場者と交流を図り、事前学習での学びを発揮した学生たち。今後も、自分自身が「関係人口」として地域の課題を知り、そのために何ができるのかを模索していきます。

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