10月17日(木)、横浜・金沢八景キャンパスに劇団THAT Production Companyが来校し、国際文化学部英語文化学科の学生たちと英語劇のワークショップ、シェイクスピア作品『マクベス』の公演を行いました。今回の英語劇のワークショップと演劇は、「英語で伝えること」を学生たちが実践できる絶好の場として、(株)タラントンの協力の元に企画しました。単なる観劇という受け身の経験にとどまらず、ワークショップや演劇を通して、学生たちに自分の思いを伝える表現力や伝えられたものを受け取る感受性を研ぎ澄ます経験をさせることを目的としています。
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劇団からは、俳優兼脚本家のトビー・マーティン氏、俳優・シンガー・ダンサーとして活躍するエラ・ジャズ・マクロカニス氏が来校。学生たちと英語による自己紹介を終えた後、ウォーミングアップとして体を動かすゲームを行いました。ゲームの後は、演技体験。王様や医者、教師や子供など色々な役になり切った歩き方、マクベスと従者とのやり取りや、一人で複数の役を演じ分けながら台本を読んだりするなど、様々な演技体験を通して英語劇への理解を深めました。
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ワークショップのあとは、英語劇『マクベス』を観劇。劇には英語文化学科の有志の学生も参加し、トビーとエラとともに舞台をつとめました。トビーとエラはマクベス、マクベス夫人など様々な役を演じ分けながら、迫力のある英語劇を披露。学生たちは魔女やバンクォー、幻影など物語に出てくる重要な人物を演じました。来場者には多くの英語文化学科の学生がおり、プロの役者、また同じ学科の学生たちが演じる英語劇に目が離せない様子でした。
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英語劇が終わり、最後はトビーとエラへ質疑応答の時間。学生からは、「演じている時に考えていることは?」、「『マクベス』の演劇で最も難しい部分は?」など、多くの質問が英語で飛び交っていました。英語文化学科の教員からの、「学生が演劇を通して英語力を上げる方法は?」という質問には、「やりがいがあるものか、楽しい学びを提供できるといいと思います。そうすれば、ストレスを感じることなく脳に英語が染みついていくようになるはずです。英語で話して英語で考えることができるようなゲームなどがいいかもしれません」と、アドバイスをいただきました。
国際文化学部は今後も英語を通じて、表現力や感受性を磨けるような学びを推進していきます。
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