11/2、3の2日間で関東学院大学 横浜・関内キャンパスと大通り公園にて「関キャンfes.2024 × KAN-KAN Park」が開催されました。事前にイベント情報を得て参加された方はもちろんのこと、関内周辺で行われるイベントの参加者が立ち寄るなど、2日間で多くの方が来場し賑わいを見せました。
大学の取り組み、学生の活動の様子を一般のみなさまにも知ってもらいたい、興味をもってもらえたらという想いで、今年度は様々な取り組みを実施。「KGU RESEARCH EXPO 2024」と題し、関内の地で研究・教育を行っている経営学部・法学部・人間共生学部コミュニケーション学科の教員らが、研究分野の一端を発信。なかなか知ることができない内容に、参加者は「勉強になりましたし、何よりも面白かったです」と口にしました。
また、法学部の学生による○×クイズや、NHK教育テレビジョンで放送されていた「昔話法廷」を参考に、3匹の子ぶたを題材にした模擬裁判も実施。模擬裁判では、オオカミの母親が事件の後に子ぶたを訴えたら…という想定で、来場者が裁判員として有罪・無罪どのような判決になるかを考えました。両者の言い分を聞き、裁判員へ意見を求めた際は、「過剰防衛ではないか」や「正当防衛で無罪だろう」といった意見があがりました。模擬裁判をよく見に行くという来場者は「インターネットで検索した際に今日の企画を知りました。みんなが知っている童話を題材にしているのでとてもわかりやすかったですし、どちらの意見にも納得ができたので実際の裁判で結論を出すのはとても難しいだろうと感じました」と話します。
その他にも、本学が協定を締結している地方を参考に、料理サークル「DELI」が長崎名物のちゃんぽんやカステラ、沖縄名物のちんすこうづくりを体験する料理教室などを行いました。
同日には、本学が連携を結んでいる沖縄県与那原町とのフレンドリーシップイベント「It’s a Champloo world」を同時開催。法学部では沖縄まじゅんプロジェクトを行っていることや、KGU沖縄ファミリーという県人会のサークルもあり、今回の実施に至りました。
11/3には、大通り公園にて沖縄県与那原町名物の大綱曳を実施。「与那原大綱曳」は、豊作祈願の神事として始まったとされており、450年余の歴史と伝統を誇る行事です。一般的な綱引きとは異なり、雌綱と雄綱という2本の綱に分かれており、鐘や太鼓の音頭に合わせて綱を交差させ、カナチ棒と呼ばれる棒を差し込み一斉に引っ張り合うというもの。実際よりも小さい綱での開催でしたが、見慣れない形式の綱引きに参加者は大盛り上がりで、道行く人もその迫力に思わず足を止めるほど。終了後は、綱を切って希望者が記念として持ち帰るなど、横浜では珍しい経験ができたと喜んでいる様子でした。
シンポジウム「CHAMPLOO ACADEMY」では、法学部の取り組みや沖縄との関係性について紹介を行い、沖縄県からは多方面からゲストが参加しそれぞれの活動について話がありました。加えて、三線教室やシーサーの色付け体験も開催するなど、歴史や文化を楽しく学ぶ2日間となりました。
関東学院大学は、今後も大学の取り組みをみなさまへ体験いただける企画を開催していきます。
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