関東学院大学は、地域のすべての世代に向けた食・栄養のトータルサポートを行うべく、金沢区初の地域に根ざした「認定栄養ケア・ステーション」を開設しました。「認定栄養ケア・ステーション」とは、地域の皆さまが栄養ケアの支援・指導を受けることができる地域密着型の拠点として、日本栄養士会から認定されている施設のことです。
大学が地域や学生、教職員を対象とした認定栄養ケア・ステーションを設立することにより、各種事業を通じて、地域の栄養改善や健康増進を図りながら地域に貢献することを目指します。また、学生が実践的に学ぶ教育の場としての役割も担います。食・栄養の専門家である管理栄養士を中心としたスタッフが、健康増進や美容、スポーツパフォーマンス向上、料理教室、生活習慣病予防、フレイル予防といった様々なサービスを提供。日々の食・生活習慣、栄養、身体で気になること、どんな些細なことでも相談に応じます。
11月20日(水)には、横浜・金沢八景キャンパスにおいてオープニングレセプションが執り行われ、小山嚴也学長、徳田好美横浜市金沢区福祉保健センター福祉保健課健康づくり係長、藤井理恵薫神奈川県栄養士会医療事業部部会長栄養ケア・ステーション委員長らが出席しました。式典の挨拶の中で、徳田氏は「地域の健康意識を高める取り組みが重要。学生、教職員含め、ともに課題に取組んでいけることを心強く感じています」。と、大学内に認定栄養ケア・ステーションが設立されたことへの期待を寄せました。また、藤井氏からは「地域の栄養ケアの活動の拠点として、食を通して地域の健康づくりをサポートしていくことが、栄養ケア・ステーションの意義です。地域に根差した、地域のための食と栄養のトータルサポートを、相互に協力しながら発展させていきたい」と、協働を積極的に推進していくことが語られました。その後、田中弥生栄養学部長より、『地域共生社会における栄養ケア・ステーションの役割』について説明があり、菅洋子栄養学部学科長からは『関東学院大学認定栄養ケア・ステーションのVISIONとMISSION』と題して、栄養ケア・ステーションの今後の活動や展望が語られました。認定栄養ケア・ステーションの活動を通じて、学びを生かした産学連携・学外活動に関わることで本学が提唱する社会連携教育を推進していくことや、運動部の選手向けの栄養サポートなど学内向けの事業も展開していく予定です。
レセプションの後には、横浜・金沢八景キャンパスから徒歩約5分に位置する関東学院大学「認定栄養ケア・ステーション」の施設見学が行われ、田中学部長が監修に携わった『まるっと栄養バニラアイス』が振舞われた他、協力関係企業の事業紹介や学生の学びを紹介するパネル展示が行われるなど、和やかな雰囲気で見学が行われました。
関東学院大学は今後も学生の学びを実践する場を創出し、教育・研究活動を通じて地域・社会に貢献していきます。
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