11月26日(火)、横浜・関内キャンパスの7階ラーニングコモンズにて「防災ラボ」が開催されました。横浜市中消防署・中消防団と中区役所が主体となり、同じ地域に集まる若者である学生へ向け、防災知識を深めることを目的に実施。防災知識を問う防災クイズを行ったほか、防災セットの見本を用意し、覚えておくと良いことや必要なものについて説明を行いました。
また、避難所の様子を再現したブースも展開。段ボールベッドを設置し、実際に横になって寝心地を確かめたり、簡易トイレを用いて水道が使えない場合のトイレの使用方法の実演も行われました。また、参加者の中には一人暮らしの学生も多く、避難期間を想定したうえで、災害グッズは何が必要で、どれくらいの量を用意しなくてはいけないのかを考えるきっかけになったと話しました。また、必要だと言われ備えていた災害時の道具の使い方を実際に試すことができ、いざとなったときにも使用できそうだと、実際に試せたことでより意識が高まったと話します。
当日は、横浜市中消防団へ所属している本学の学生5名も参加。現在は若い世代のメンバーが少ないそうで、同じ大学の学生にもっと関心を持ってもらえれば、と積極的に声をかけにいく姿が見受けられました。消防団は地域の方への防災意識を高めるため、様々なイベントへ参加し啓発活動を行ったり、放水訓練なども行っています。活動日時などは基本的に自由で、自分が参加できるときに参加でき、無理なく活動を続けられる点が魅力だとアピールしました。
横浜市中消防団員として活動している法学部法学科4年の板垣史翔さんと同学部地域創生学科4年の川手丈清さんは、消防士になる将来を見据え3年生より入団。二人は、「最近はどこの自治体でも消防団員が不足しているため、どのように活動すると団員を増やすことができるのかを学ぶことができました。また災害時、行政は対応に追われ人手が足りなくなるため、地域に消防団員がいることで、交通整備や避難所対応など、多くの人が安全に行動できるようサポートを行えます」と話しました。いつ起きてもおかしくない災害に備え、地域はもちろん自分たちの安全を守るため消防団員として活動を行うことで自身の知識を深め、周囲の人にも還元できるのだと話しました。
関東学院大学は、今後も学生の活動の場を広げる機会を提供し、地域と連携した活動を取り組んでいきます。
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