栄養学部細山田ゼミナールの3年生が、無印良品の商品を使用して考案した第3弾となるレシピ集「おにぎりとみそしる」を制作し、無印良品 港南台バーズにて親子クッキング体験を実施しました。
この企画は、栄養学部細山田ゼミナールと関東学院のびのびのば園が無印良品の協力を得てスタートし、今年で4年目。親子の豊かな時間の創出を目的に「親子でつくれる簡単レシピ」として、学生たちがテーマに合わせてアレンジレシピを考案していきました。
今回のテーマは「おにぎりとみそしる」。のびのびのば園では、事前に園に通う親子や地域の子育て支援施設などに通う保護者・スタッフを対象に、普段の食事でおにぎりやお味噌汁の食べる頻度などについてアンケートを行いました。その回答から、忙しい朝でも手軽に食べられるおにぎりや、レパートリーが少なく、家ではあまり作らないというお味噌汁を、多くの親子に食べてもらいたいという想いで学生たちは5月頃からレシピを検討していきました。
レシピ集制作では無印良品の商品を使用したレシピを考案します。学生たちは無印良品店舗へ赴き、どの商品がレシピに活かせるかを考えながら、購入した商品の試食も行ったうえでレシピへ使用する商品を検討していったのだとか。3人1チームとなり、全4チームから12のおにぎりとお味噌汁のレシピが完成しました。蔵本ゆきさんは「つくりたいと思ったレシピが、意外と時間がかかる調理工程だったこともあり、試行錯誤を重ねました。忙しい朝でも作りやすいよう、なるべく調理器具を使用せず、子どもたちが食べたくなる見た目や味にすることにこだわりました」とレシピ考案には苦労した様子。何度も試作し完成したレシピ集は8月末より、横浜市内の保育園・幼稚園や子育て支援施設、神奈川県内の無印良品30店舗で、合計1万部以上の配布がされています。
また、10月5日(土)には地域の親子向けに、11月23日(土)にはのびのびのば園に通う親子向けに無印良品 港南台バーズにて親子クッキング体験を実施。今回はレシピ集の中から「オムライスおにぎり」と「おこげとあおさ長ネギの味噌汁」を調理しました。オムライスの卵を油をひいて焼く作業では、できるのかな~と少しハラハラしている親御さんたちでしたが、卵をひっくり返す際は手を貸すなど一緒に調理を楽しんだ様子でした。学生たちは、今夏にも親子クッキング体験のサポートに入りましたが、その時は先輩たちが考案したレシピ集での開催。今回は、自分たちが考案したレシピを実際に親子が調理し、食べる姿をすぐそばで見ることができたことは、将来栄養士として働く際に活きる貴重な経験だと振り返ります。親子クッキング開催中にも、「今日は何のイベントなの?事前に知っていれば子どもを連れて参加したかった」などと通りすがりに声をかけてくださる買い物客がおり、多くの方へこの取り組みを知ってもらうきっかけとなりました。
関東学院大学は、今後も学生が様々な人の立場になって物事を考え、実践できる機会を提供していきます。
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