教育学部こども発達学科保育委員会が主催する「こどもとCONNECT」が開催されました。

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12月14日(土)、横浜・八景キャンパスで行われた「こどもとCONNECT」に、人間環境学部人間発達学科(現:教育学部こども発達学科)を卒業した福田翔氏がゲスト講師として参加しました。「こどもとCONNECT」は教育学部こども発達学科保育委員会が主催する学生や教職員だけでなく、保育に関わる人や地域の住民や卒業生も参加できる保育に関わる人々をつなげるイベントです。今回ゲスト講師として参加した福田氏はあそびうた作家として様々な活動を行っています。

はじめは福田氏からあそびうたを紹介。自身が作曲した数々のあそびうたを身振り手振り踏まえて披露し、参加者たちも身体を動かしながら歌って踊りました。モンスター列車という列車遊びでは、5~6人ほどが列になって繋がり、ドラキュラやドラゴンの真似ごとをするなど、終始笑顔が絶えない時間になりました。
その後はグループに分かれてワークショップ。子どもの頃に好きだった思い出の歌を書き出し、それにまつわるエピソードを口にしていました。世代によって流行っていた歌が違っており、何気ない日常の中にあった音楽が耳に残り思い出になっているなど、色々な背景から思い出の歌を挙げていました。

最後に保育の現場でのあそびうたの役割について講演。福田氏は、あそびうたが子ども同士や保護者、保育者とのつながりを深める「心の架け橋」として機能することを強調しました。あそびうたを通じて、感性や表現力を育み、子どもの特性に応じた支援の大切さを訴えました。またあそびうたが子どもたちに安心感を与え、自由な表現を引き出すツールであることを説明。福田氏は最後に、「あそびうたを保育の現場でさらに活用し、子どもたちとの交流を深める試みを続けてほしいです」と参加者へ呼びかけました。
主催の一人である三谷大紀准教授からは、「子どもが日常的に見ている風景を我々大人たちが共に見て感じていく中で、 あそびうたを展開していくと、子どもたちの豊かな世界が広がるのではないかと思いました。今日参加したみなさんの家でも、音だったり歌だったりリズムだったり、様々な形で子どもたちとあそびを楽しんでいただきたいと思います」と今日の福田氏のワークショップや講演を踏まえ口にしました。

今後も関東学院大学は、様々な繋がりを大事にし保育の現場に活かせる学びを推進していきます。

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