経営学部で株式会社モスフードサービスによる特別講義を実施しました。

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1月7日(火)、経営学部「マーケティング1」の講義に株式会社モスフードサービス 上席執行役員 マーケティング本部 本部長兼マーケティング部長の千原 一晃氏(本学旧文学部卒業生)を招き、特別講義を行いました。

経営学部では多種多様な企業12社をサポーター企業として迎えた社会連携プラットフォーム「K-biz」を構築しており、株式会社モスフードサービスはそのうちの1社として、これまでにも「K-bizアクティブチャレンジ」の実施など学生への教育をサポート。今回は経営学部 天野恵美子教授が担当する「マーケティング1」の特別講義で、商品の企画から販売に至るまでのモス流マーケティングについて解説していただきました。

モスバーガーは、1972年に東京都板橋区の成増駅に1号店をオープンした日本発祥のハンバーガーショップです。創業当時から変わらない経営理念「人間貢献・社会貢献」のもと、経営目標に「食を通じて人を幸せにすること」を掲げ、多様な事業を展開しています。

また、モスバーガーでは創業以来「医食同源」という考え方を大切にし、栄養バランスの良い食事をとることで病気の予防や改善につながるような商品を開発をしています。そのような考えのもと「ソイパティ」や「モスの菜摘」「グリーンバーガー」といった健康志向の商品が誕生し、多くの方へおいしさと幸せを届けることを目指しています。千原氏は「モスの菜摘」を命名するなど、数多くの商品のマーケティングに携わってきました。

千原氏が大切にしているのは、創業者の櫻田 慧氏から教わった「また来るね、と言ってもらえるようにすることがマーケティングだよ」という言葉。実際に、株式会社モスフードサービスが取り組む「モス流マーケティング」として「5P」があると紹介しました。一般的にはマーケティング・ミックスの4P(Product:製品、Price:価格、Place:流通、Promotion:販売促進)が基本のフレームワークですが、同社では4Pに加えて「People:人」を設定。常に、お客様に選ばれる誠実なお店でありたいという方針のもと、日々の接客や商品の開発に努めていると言います。

そうした目的を踏まえて、2024年度の年間を通した指針、商品発売計画の説明があり、現在発売中の「新とびきりアボカド」を例に、ターゲット層の設定やブランドイメージからPRに起用したタレントの選出に至った経緯なども説明。また、商品開発ではK-bizアクティブチャレンジに参加した学生の提案を参考にしたキャッチコピーを設定したとの説明もあり、学生たちは、先輩方の取り組みが実際に企業に影響を与えていることを感じる機会となりました。

受講した経営学部経営学科1年生の髙橋愛可さんは「今まさに授業で学んでいる内容を現場で実際にどのように活用しているかという事例を伺うことができ、よりイメージが湧きマーケティングの理解が深まりました。K-bizベーシック2の企画でプレゼンをする予定があるので、今日の講義内容を参考にしたいと思います」と意気込みました。

関東学院大学では、今後も企業のリアルを知り、実践的に学べる場を展開していきます。

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