3月12日(水)から14日(金)に東京理科大学で開催された、公益社団法人 化学工学会主催の「化学工学会第90年会」におけるポスター発表で、友野研究室所属の松井誠実さん(工学研究科修士1年)が最優秀学生賞を受賞しました。今回のポスター発表では314件の発表があり、審査の結果、松井さんを含む上位4件に同賞が贈られました。研究題目などの詳細は以下の通りです。
題目 :ナノ層状リアクターをもつ層状MnO₂の色素吸着メカニズムと光照射による影響
研究内容:層間にナノスケールの隙間をもつ層状マンガン酸化物に界面活性剤を挿入し、機能性薄膜を創製する
ことで、環境に悪影響を与える水中の有機色素の吸着・分解に成功しました。従来の吸着剤は、基本
的に色素を回収するのみで有害物質を分解することは不可能でしたが、本研究では回収および分解を
実現。さらに、光照射によって層状マンガン酸化物を活性化させることで、分解反応が促進されるこ
とを明らかにしました。現在、広く使用されている活性炭などの吸着剤と比べ、本研究で開発した吸
着剤は性能や吸着スピードにおいても優れており、産業排水等の浄化に大きく貢献する可能性を秘め
ています。

松井さん(写真左)、友野准教授(右)
松井さんは「学部生の頃から研究室の先輩が数々の賞を受賞する姿を見て、次こそは自分がと思っていたので、とても嬉しいです」と語り、今後については「後輩の指導に力を入れるとともに、有機色素の分解反応をさらに促進できるよう層状マンガン酸化物に電気を流し、無害化を目指したいです。これまで続けてきた研究には愛着があるので、卒業後は吸着剤の研究開発職に就き、研究を続けたいと思っています」と意欲的に語りました。
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