理工学部土木・都市防災コースの学生が現場見学を行いました。

#横浜湘南道路 #高速横浜環状南線 #トンネル掘削

6月28日(土)、理工学部土木・都市防災コースの1年生が現場見学を行いました。理工学部では、4年間でどのように学びを深め学生生活を送るのかというイメージを確立させるため、各コースでの導入講義として1年生を対象に「フレッシャーズセミナ」を開講しています。土木・都市防災コースでは、現場のリアルを知るべく、首都圏中央連絡自動車道の一部である「横浜湘南道路」と「高速横浜環状南線」の「栄IC・JCT(仮称)」、「横浜湘南トンネル」の現場見学を実施しました。

現場見学に先立ち、国土交通省関東地方整備局 横浜国道事務所 副所長/圏央道推進室長の山口大介氏が来校し、建設作業の概要などについて説明いただきました。あわせて、近隣温泉施設への工事概要の事前説明など、地域への説明会開催の必要性などについても紹介。学生たちはそのうえで現場を見学し、近隣施設と工事現場との関係性を確認したほか、JR線路上は工事実施日時が限られていることについても学びました。また、トンネル掘削完了後の現場では、シールドマシンと呼ばれる掘削機によって掘削が完了したトンネル内を見学。完成すれば、避難道として使用される道路の地下部分を歩行しながら、掘削作業をイメージし理解を深めました。

学生のなかには高校生時代に工事現場でアルバイトをしたことがあるという学生もいましたが、初めて見るトンネルや高速道路といった規模の大きな現場に圧倒された様子。学生からは「このボルトはどのような意味があるのか」「なぜここは窪んでいるのか」など現場担当者への質問が飛び交いました。普段は車に乗ったうえで利用する高速道路やトンネルを直接歩くという体験により知的好奇心が溢れた様子で、この機会を無駄にしないようにと意欲的な姿勢が伺えました。参加した学生は「橋(路上部分)を支える柱も曲線部と直線部で異なると教えていただいたのですが、普段利用しているだけでは知り得なかった構造を知ることができ、とても興味が湧きました。将来は都市防災に携わりたいと考えていますが、こうして現場の方から実際に必要な技術を知ることができ、自分も目標に向けて4年間でしっかり学んでいきたいです」と学びへの期待を口にしました。

今後も、理工学部土木・都市防災コースでは1年生が現場を知り、自身に必要なスキルを理解できるよう、キャンパス内外での学びの場を展開していきます。

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