関東学院大学が教育プログラムを提供する、
ベトナム・ハノイ貿易大学の入学式が
執り行われました。

　11月5日（木）、関東学院大学が教育プログラムを提供している、ベトナム・ハノイ貿易大学 日本式国際ビジネス学士課程の入学式が、VJCC（ベトナム日本人材協力センター）で行われました。

　ハノイ貿易大学は、首都ハノイに所在する文系総合大学です。ベトナム最難関大学の一つで、教育の質も高く評価され、官民に多くのリーダーを輩出しています。1970年代前半から、日本語教育に取り組み、2006年には日本語・日本文化コースを開設しました。2017年に、新たに「日本式国際ビジネス学士課程」を開設するにあたり、関東学院大学経営学部が実施する社会連携型の教育に着目。2016年秋に、要請を受けた関東学院大学では、ハノイ貿易大学への協力を決定しました。

関東学院大学では、経営学部から教員を複数名ベトナムに派遣し、日本で取り組んでいる教育カリキュラムをベースに、ベトナム向けにカスタマイズした講義科目「ビジネスプラン1～3」をオンラインにて提供しています。「ビジネスプラン」では、実企業の課題をテーマに、学生たちがグループワークによるビジネスプランの企画から提案までを実践的に学修します。ベトナムで教育プログラムを展開するにあたり、多数の企業に協力を要請。各企業が、ゲストスピーカーの派遣や実際に直面している課題の提示、現地の工場見学などで協力しています。

今回は日本式国際ビジネス学士課程4期生の入学式が挙行され、規矩大義学長ら関東学院大学の関係者が来賓として出席しました。例年は、現地へ赴き新入生に祝辞を贈っていますが、昨今の新型コロナウイルス感染症の状況を鑑みて、今年度はオンラインでの列席となりました。

　規矩学長は、式に参加した新入生84名に向けて「人生や学びの質は、誰と出会うか何を感じ取るかで決まります。現在の学びが、自分のためだけでなく、社会発展のためになると気付いたとき、皆さんの学習に対する意欲は変わるでしょう。この教育プログラムを通して皆さんの人生に良い影響があることを願っています。」などと言葉を贈りました。