講演会「ハンセン病差別の歴史と教訓 人間回復の法学を目指して」の動画を公開しました。

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2021/12/22(水)、横浜・金沢八景キャンパスで開催された、国立ハンセン病資料館館長の内田 博文氏による講演会「ハンセン病差別の歴史と教訓 人間回復の法学を目指して」の動画を公開しました。

講演者である内田 博文氏は、九州大学名誉教授で刑事法学(人権)を専門とし、開館以来、旧厚生省幹部や国の施策にかかわってきた医師が務めてきた国立ハンセン病資料館の館長に、2021年7月、法学者として初めて就任しました。ハンセン病患者に対するいわれなき差別は、私たちの社会の痛憤・痛恨の記憶です。講演では、この歴史から学ぶべき教訓を「人間回復のための法学」という視点から探りました。

2021年12月22日(水)講演会「ハンセン病差別の歴史と教訓 人間回復の法学を目指して」

PROFILE

  • HUchida1129
    内田 博文 氏
    専門は刑事法学(人権)、近代刑法史研究。厚生労働省第三者機関「ハンセン病問題に関する検証会議」副座長(2002-200年)、同「ハンセン病問題検証会議の提言に基づく再発防止検討会」座長代理(2006~2020年)、熊本県ハンセン病問題啓発推進委員会委員長(2015年から現在)、全国精神医療審査会連絡協議会理事(2017年から現在)などを務める。国立ハンセン病資料館の館長は、開館以来、旧厚生省幹部や国の施策に関わってきた医師が務めてきたが、今年7月法学者として初めて就任した。
    主な著作に「刑法と戦争」「治安維持法の教訓」「医事法と患者・医療従事者の権利」(以上みすず書房)、「ハンセン病検証会議の記録」(明石書店)、「治安維持法と共謀罪」(岩波書店)などがある。

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