国際文化学部創立10周年記念シンポジウム「21世紀・SNS時代の国際文化と教育」

中国ハルビン出身。1970年の文化大革命で、、両親ともに寒村に下放させられた過酷な体験を経て、1987年に留学生として来日。日本語学校に居って、一から日本語を学び、2007年「ワンちゃん」で小説デビュー。同作で文学界新人賞を受する。2008年には「時が沈む朝」で第139回芥川賞を受賞。日本語以外を母国語とする作家として史上初の受賞となった。

群馬県生まれ。1989年から関東学院大学に勤務。国際文化学部が開設された2015年から2018年までの4年間は国際文化学部長を務めた。筑波大学趣旨課程英語教育コース修了。専門は英語学で、英文法理論の研究とそれに基づいた英文法教育の実践に携わる。高校の英語検定教科書を編纂した経験をもち、著書に「授業力アップのための 一歩進んだ英文法」（共著）などがある。大学生の実践的英語力向上のための英文法指導に力を注いでいる。

東京都生まれ。上智大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士（史学）。専門はイギリス政治外交史、ヨーロッパ国際政治史。著書に、「立憲君主制の現在」（新潮選書，2018年）、「エリザベス女王」（中公新書，2020年）、「君主制とはなんだろうか」（ちくまプリマ―新書，2024年）、「教養としてのイギリス貴族入門」（新潮選書，2024年）、「イギリス国王とは、何か－名誉革命」（NHK出版，2024年）などがある。栄典に関する有識者（内閣府）、国家安全保障局顧問（内閣官房）なども歴任。

中国湖北省荊州生まれ。1986年に北京大学に入学、天安門事件を経て、1991年に東方言語文学学部日本語学科を卒業。東京大学大学院人文科学系博士課程修了。関東学院大学国際文化学部教授。専門は中国近現代文学、日中比較文学。10年以上にわたって現三渓市民研究会と「三渓詩集」の解読を進めている。著書に「中国近代詩における文学と国家――風と琴の葛藤」（単著）、「越境する中国文学」（共著）など、ほか論文多数。