理工学部の土木・都市防災コースに所属する学生9名が、10月25日(木)に神奈川県鎌倉市の第一中学校で行われた防災教室に講師役として参加しました。
第一中学校は、関東大震災で津波被害を受けた材木座海岸に近く、東日本大震災以降、防災教育に力を入れています。関東学院大学では、2013年から毎年、鎌倉市に研究所を置く中外製薬などと共同で、第一中学校での防災教室に参加しています。
当日は、中学校2年生を対象に、避難所での生活に関連したレクチャーを実施。間仕切りの製作方法や、緊急時に足元に落ちている危険物などで怪我を避けるための新聞紙を使った簡易スリッパの使い方、ダンボール製のベッドの利用体験、マンホールを利用したトイレや尿を凝固剤を利用して固める方法を指導しました。学生たちは、身振り手振りで使い方や作り方を説明。中学生も、実際に新聞紙などを手にしながら、避難所での生活を体験しました。実際に災害が発生した際には、鎌倉第一中学校にも避難所が開設される予定で、参加した生徒たちも真剣な眼差しで、大学生による指導を受講しました。
講師役を務めた松田幸弘さん(4年)は「今年は、災害が多かったと思いますが、今回参加した中学生たちには、あらためて自然災害が身近なものなんだと、感じてもらえればと思っています。また、いざという時には、ぜひ今回の経験を生かしてほしいです」などと振り返りました。
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