中国映画を字幕翻訳し学内で上映会を実施 人間共生学部 施ゼミナール

#コミュニケーション学科 #中国語 #常州大学 #ダブルディグリー

人間共生学部コミュニケーション学科の施ゼミナールの学生が、ゼミナール活動の一環として、中国で2019年に大ヒットしたアニメ映画「ナタ~魔童降臨~」の日本語への字幕翻訳を行いました。本学学生を対象とした上映会が、1月13日(木)に横浜・金沢八景キャンパスで行われます。翻訳を行ったのは、4年の山脇 颯二さんと、中国 常州大学からの留学生 オウ シカさん、ゴ カンズイさん。中国では770億円の興行収入を記録したものの、日本では未公開のため日本語の字幕翻訳版が存在しないことから、ゼミナール活動でこの映画の字幕翻訳に取り組むことを決めました。

翻訳をするのは初めてだったという3人。山脇さんは「まずオウさんとゴさんがざっくりとした翻訳を行い、より自然な日本語になるように一つ一つ微修正を加えていきました。3人でアイディアを出し合いながら日本語訳をブラッシュアップし、3か月ほどかけて完成させました。オウさんとゴさんの語彙力の高さには、とても刺激を受けました」と振り返ります。また、ゴさんは「中国語には必ず主語と述語がありますが、日本語では主語は省略されることが多いです。字幕として表示できる文字数には限りがあるので、日本語に翻訳すると主語やその他の重要だと感じる単語も、文字数の関係で省略せざるを得ない点に難しさを感じました。映画のセリフで、日本語には無い四字熟語が出てくるのですが、同じ意味の四字熟語を調べ、日本語でしっくりくるものを見つけたときは嬉しかったです」と翻訳の面白さについて語りました。

【上映会スケジュール】
日  時:2022年1月13日(木)10:00-12:00
場  所:金沢八景キャンパスE1号館501教室
参加方法:飛び入り参加(本学学生、教職員対象となります)

常州大学と人間共生学部コミュニケーション学科はダブルディグリー・プログラムの協定を結んでおり、常州大学と関東学院大学人間共生学部コミュニケーション学科でそれぞれ2年間学ぶことで、常州大学の学生は卒業時に2つの学位を取得(※注)できます。 オウさんとゴさんを含む4名の留学生が1期生として本プログラムに参加し、2019年よりコミュニケーション学科で学んでいます。3月でダブルディグリー・プログラムを修了するオウさんは「日本に来たばかりの頃は日本語にも自信がなく、家から出ないことも多かったのですが、留学生活を送る中で徐々に自信がつき、授業以外でも積極的に大学のイベントに参加するようになったりと、自身の成長を感じています。」と関東学院大学での留学生活を振り返りました。

今後も関東学院大学では、国際的な視野を広げるための多様な学びを展開していきます。

注:本プログラムは常州大学の学生を対象としています。

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