建築・環境学部の創設10周年を記念した国際交流シンポジウムが開催されました。

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建築・環境学部の創設10周年を記念して、9/28に「KGU国際交流シンポジウム」が開催されました。本学部では、創設年の2013年から国際交流シンポジウムの実施やハワイでのサービスラーニング、韓国や台湾の大学と学部間国際交流協定(MOU)の締結など、様々な方法で国際交流を図っています。

9/28に開催された今回は「コロナ感染症蔓延下での建築教育実態と今後の建築の方向性について」をテーマにオンラインで開催され、国立成功大学(台湾)の楊詩弘(Yang,Shin Hung)氏、国立高雄科技大学(台湾)の謝秉銓(Hsieh,ping Chuan)氏、東義大学(韓国)のイ・クォンヒョン(Lee,Kweon-Hyoung)氏、韓南大学(韓国)のカン・インホ(Kang,Inho)氏、本学から学科長の古賀紀江教授(建築・環境学部)が登壇。そしてすべての通訳を本プロジェクトのコーディネーターでもあり、アジアでの先駆的な国際交流活動を展開する李祥準准教授(建築・環境学部)が担いました。

第1部では、各国の教授からコロナ禍における国や大学の対応や演習授業が必須となる建築分野の講義形態の工夫点等が発表され、台湾の国立成功大学の楊詩弘氏からは、コロナ禍だからこそ生まれた学部横断のプロジェクトの事例として、医学部と協力したキャンパス内で行える検疫のハウス造りなどが紹介されました。また、第1部の終いには、板橋芽美さん(工学研究科 建築学専攻 修士1年)から、コロナ禍での座学や演習科目において学生目線の感想や本学5号館の設備を活用した学修を推奨する意見が述べられました。

パネルディスカッションが行われた第2部では、韓南大学校で実際に使用されている壁一面にスクリーンが貼られている講義室についてや、国立成功大学で実現した医学部とのコラボレーションプロジェクトについて、オンライン授業での懸念点など、各国の文化を踏まえた意見交換がなされました。

大塚雅之教授(建築・環境学部)より「今回は10周年を記念して開催したシンポジウムでしたが、これを機に本学の学生代表と各国の学生代表とがネットを通じたスチューデントフォーラムの実施や、今回ご講演頂いた各国の先生方にもオンラインを通し、リアルタイムで本学の学生を対象に設計作品の評価を頂く機会が設けられたら」と各国の教授へ提案がなされると、会場には拍手が広まり、画面越しにうなずく各国の教授たちの様子が見受けられ、盛況のうちに本シンポジウムは幕を閉じました。

関東学院大学は今後も国境を越えた学部の交流の機会を推奨していきます。

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