福島県産オリジナル品種『天のつぶ』の配布イベントを実施しました。

#福島県 #天のつぶ

11/7~8の2日間にわたり、関東学院大学 横浜・金沢八景キャンパスと横浜・金沢文庫キャンパスで、コロナ禍によって経済的に生活が厳しくなってしまった学生を対象に、福島県産オリジナル品種『天のつぶ』を配布しました。

本学は、今年9月に福島県と東日本大震災からの復興および地域の活性化を図ることを目指した包括連携協定を締結しており、連携事項のひとつ”福島の食の発信に関すること”を目的として本イベントが実施されました。

今回学生たちに配布されたのは、福島県産オリジナル品種『天のつぶ』。穂が出るときに天に向かってまっすぐ伸びる稲の力強さと、天の恵みを受けて豊かに実る一粒一粒のお米をイメージして名づけられ、東日本大震災の復興のシンボルにもなっています。

当日は会場にお米を受け取りに来た福島県外出身の学生を対象に、福島県のイメージを付箋に書きだして、模造紙に貼り付けるコーナーも用意。多数を占める桃のほか土地の広大さや商業施設名、サッカーのクラブチーム名などが挙げられていました。また2011年3月に起きた東日本大震災からの復興の道のりなどのパネル展示も行われ、当時の被害状況の写真が並ぶパネルに足を止める学生も見受けられました。

ボランティアとして参加した福島県出身の和知能史さん(理工学部 先進機械コース3年)は、「コロナの影響で学生と触れ合う機会も少なかったため、同じ福島県出身の学生と会えるかもしれないという期待をもって参加しました。頻繁に帰省することは難しいですが、福島県は自然も豊かで食べ物もおいしい、安心してくつろげる私の大好きな場所です。東日本大震災から11年経ってもなお続く復興の道のりが、日本中に広まっていったら嬉しいです。これを機に学生の皆さんにも福島県のことをもっと知ってもらえたら」と話しました。

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