長崎市役所を表敬訪問。人間共生学部で開講している「プロジェクト科目」のフィールドワークで訪れた長崎市と本学の連携について意見交換を行いました。

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5月12日(金)、人間共生学部コミュニケーション学科の施 桂栄教授と山田留里子教授が長崎市役所を表敬訪問し、本学と長崎市の今後の連携関係について鈴木史郎長崎市長らと意見交換を行いました。

2023年の4月と5月の2回、人間共生学部で開講している「プロジェクト科目」のうち施教授が担当するテーマ「中国文化についての調査・体験(江蘇省・江南地域)」と、山田教授が担当するテーマ「中国のSDGs背景知識を学び、SDGsの達成に向けた啓発活動の企画」の合同フィールドワークとして学生らは長崎を訪れました。中国と日本におけるSDGsの取り組みを学び、“和(日本)・華(中国)・蘭(オランダ)”文化に代表される多文化共生の街・長崎において、SDGsとの関連性を探る両プロジェクト科目合同での実地調査を実施。長崎の出島、グラバー園、孔子廟、平和資料館、中華街新地、唐人屋敷などを巡りました。

鈴木市長らとの意見交換の場において、施教授は「関東学院大学と長崎市が、知的資源や人材及び諸施設の活用、人材の育成、街づくりの取り組みなどに関し、これから共同して交流を展開していきたい。今回の長崎研修では、長崎に関心の高い学生も多く、日中交流の歴史のある、また多文化共生を有する長崎市との連携を推進したい」と、今後の交流等への期待を語りました。
鈴木市長は「このたびは長崎市を研修都市として選定いただくとともに、長崎市において64名もの御校学生の訪問、活動をされたことに感謝します。長崎市は人口減少の中においても、100年に一度のまちづくりという大きな変革を遂げている状況にあります。御校をはじめ多くの学生の皆様に長崎市を訪れてもらい、興味を持っていただきたい」と応じました。その後、長崎市財政企画部の方々と打合せを行い、双方に窓口を設置して具体的な交流活動を推進していくことが確認されました。

今後、関東学院大学は長崎市と協働した実践的な学びを展開し社会連携教育を推進していきます。

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