栄養学部の学生が考案したアレンジレシピをもとにした親子調理体験イベントが実施されました。―関東学院のびのびのば園×栄養学部細山田ゼミナール―

#栄養学部 #親子調理体験イベント

栄養学部の細山田ゼミナールの学生が、無印良品の商品をベースに考案したアレンジレシピの親子調理体験イベント「かんたんレシピ!! 親子クッキング体験-くまさんのおひるねチョコパイ編-」が1月下旬に開催されました。

このイベントは、2021年にのびのびのば園が制作した「親子でつくれる簡単レシピ」の発行に合わせて、親子時間の創出を目的とした調理体験イベントを開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止を余儀なくされていました。2年越しの待望の開催となった今回のイベント。2日間で約30組の在園児の年長親子、在園児以外の年長親子から小学生までが無印良品 港南台バーズに集まりました。

本イベントでは、細山田ゼミに所属していた当時の3年生が考案した11品目のアレンジレシピから、「てんさい糖ビスケット」を使用した『くまさんのおひるねチョコパイ』を調理体験するプログラムが実施されました。日頃、同園の給食を作っているソシオフードサービス株式会社スタッフがファシリテーターとして進行し、同ゼミナール4年生の3名の学生たちも、参加親子の近くでサポートに入りました。

笑顔を浮かべつつ、時に真剣な表情で取り組む子どもたち。めん棒でパイシートを伸ばしたり、ハケを使ってパイシートを卵黄に塗る工程では、子ども達が粘土やおえかきのように遊びの延長で調理を楽しんでいる様子が見受けられました。学生たちも、子どもたちの作業の様子を褒めたり、作業が遅れてしまった親子にも丁寧に手順を伝えたりと、コミュニケーションを取りながら接していました。

イベント終了後、参加者たちはラッピングされたチョコパイを手に、自宅で待つきょうだいや祖父母にプレゼントしたい、また作ってみたいといった声が上がり、本イベントをきっかけに家族時間の創出に繋がっているようでした。

参加した親子は「どうしても次女から目が離せない生活が続いてしまっていたので、長女との共同作業をかみしめるようなイベントに参加できて非常に楽しかったです。調理工程や時間も程よく、親と一緒に調理する工程や子ども一人でチャレンジできる工程がそれぞれあり、子どもの成長した姿も見られました。機会があったらぜひ妹も連れて参加したいですね」とコメントしました。

ゼミの先輩たちが考案したアレンジレシピをもとに開催された本イベント。

参加親子の笑顔が印象的だったという佐々木瑠さん(栄養学部4年)は、「このレシピを考案した先輩たちは、笑顔で楽しみながら親子で調理してほしいという願いがあったと思います。その瞬間に私たちが立ち会うことができてとても嬉しいです。小学生や幼稚園児と触れ合う機会が多かったこのゼミで、相手にわかりやすく嚙み砕いて伝える事の大切さを学びました。4月からは教育機関で勤務予定なので、給食を通して食事の知識や大切さを伝えていきたいと考えています」と話しました。

小島柚香さん(同学部4年)は、「参加してくれた皆さんがとても楽しそうに調理していたので、お持ち帰り頂いたレシピに掲載されているほかのメニューにもチャレンジしてもらえたら嬉しいです。小学校での調理実習サポートやレシピ考案などの経験を通して食育への関心が高まりました。社会人になってもただ給食を作るだけでなく、子どもたちとコミュニケーションを取りながら食に興味を持ってもらえるよう工夫していきたいです」とコメント。

佐藤晶紀さん(同学部4年)は、「これまでに携わってきた無印良品とのコラボ企画を通して、食活動や環境問題、地域を巻き込んだイベントなど、良品計画が手掛ける幅広い活動を知り、私も地域特性を活かしたイベントを企画したいと思うようになりました。就職先でも栄養学部で学んだ知識を活かして、老若男女問わず楽しんでもらえる商品づくりや、食に触れ合うきっかけづくりをお手伝いしたいです」と話しました。

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