全学部共通のキャリア教育科目「KGUキャリアデザイン実践」の一環で、横浜・金沢八景キャンパス近くの柳町コミュニティハウスの若者の利用者増加を目指した企画を考案しました。7月15日(火)には、同キャンパスで最終報告会を実施し、柳町コミュニティハウスを管理するNPO法人金沢区民協働支援協会事務局長の橋本 芳実氏と館長の向中野 悟氏が来校しました。
学生たちは、生涯学習や地域活動の場であるコミュニティハウスの特徴や金沢区の抱える人口減少の課題などを学び、施設を管理するNPO法人金沢区民協働支援協会の担当者の方や職員の方にインタビュー調査を実施。”若者の利用者が少ない”という現状を踏まえ、公共施設の役割である地域住民の交流を促進するとともに、近隣に住む若者の来館の動機になりうる仕組みやイベントを検討しました。最終報告では、若者と既存の利用者である高齢者の交流を促進する「健康麻雀教室」や周辺にコインランドリーが少ないことから「ランドリースペースの設置」、働く若い世代のスキルアップを目的とした「語学教室」などの提案がなされました。



向中野氏は「健康麻雀教室については、多世代交流ができるうえに、高齢者にとっては脳トレにもなるため、前向きに検討したいと思いました。ランドリースペースを設けるという提案も、洗濯を待つ間に図書室で読書をするなどコミュニティハウスを利用するきっかけになりうると感じました」と講評。それを受けた学生は、「実際に仲間を募り、コミュニティハウスでイベントを運営することにチャレンジしてみたいです」と今後の展望を語りました。
関東学院大学は今後も、企業や団体などと協働し、学生が地域社会の課題に対して主体的に働きかけるキャリア教育を推進していきます。

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