法学部の学生が制作!弘明寺商店街PR動画

#弘明寺 #商店街 #にぎわい創出 #魅力発信

7月17日(木)、法学部津軽石ゼミナールの学生たちが取り組む弘明寺商店街活性化プロジェクトの最終報告会が行われました。津軽石ゼミでは、横浜市南区にある横浜市最古のお寺「弘明寺」に続く商店街「弘明寺かんのん通り商店街」を活性化すべく、2023年11月頃からプロジェクトとして取り組んでいます。高齢化などの理由で閉店が相次ぎ、にぎわい減少を課題に感じた同商店街協同組合の小林宗之理事長が横浜信用金庫へ相談し、本学を紹介いただいたことでプロジェクトが始動。今回は、津軽石ゼミの4年生たちが商店街の魅力をさらに伝えるべく、今年の4月より動画制作に取り組みました。歴史ある弘明寺観音の門前町として栄えてきた「弘明寺のまち」を、若者やインバウンド観光客も多く訪れる魅力ある街にするため、学生の視点でPR動画を制作し地域理解と社会性の向上を目指すことを目的としています。

動画制作に向け、学生たちは2班に分かれ商店街での聞き取り調査や動画素材集めのため、授業時間内・外に商店街を訪れ地元の方々との交流を図りました。各班には横浜信用金庫の若手職員も参加し、地域の方へのアポイントや動画づくりへのアドバイスなど学生をサポートしました。「聞き取り調査を通じて、お店の方やお客様から“インバウンドを狙いたいが近隣にバスを停める場所がなく、団体ツアーのルートに組み込んでもらうには難しい”、“10~40代の来街者は10%程度と、若者があまり来なくなった”といった現状を教えていただきました」と武藤匠さん(法学科4年)。当初は弘明寺商店街の魅力を1本の動画にふんだんに詰め込んだ構成でしたが、同世代に働きかけるには自分たちが見たくなる動画、行ってみたいと思う内容でないと意味がないと感じ、若者や観光客が遊びに行きたいと思ったときにSNSで検索できるものにしようと制作を進めました。そこで、“弘明寺”ではなく検索ワードで弘明寺商店街を知ってもらうきっかけにできればとイベントや食べ歩きに焦点を当て、「弘明寺商店街をご紹介!」と「1000円で大満足!レトロ街歩きin弘明寺商店街」をコンセプトに4本の動画が完成しました。

榛葉晃貴さん(地域創生学科4年)は動画制作を振り返り「ターゲットの設定や構成を決めるのに苦戦しましたが、世代別にアプローチできるよう、同じ構成でも動画の尺の長さを工夫し多くの方に見てもらえるような動画にできたと思います」と話しました。最終報告会では、小林理事長や横浜信用金庫弘明寺支店の支店長など職員のみなさんも参加し、完成した動画を確認しました。おすすめのスポットがスライドショーのように紹介される動画をイメージしていたようで、予想外の動画に驚きながらも学生ならではの視点で魅力を発信していると講評がありました。

学生たちが制作した動画は今後、魅力発信のため商店街公式サイトなどで紹介される予定です。

動画は下記よりご覧いただけます。

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