人間共生学部の学生が京都にて聞き取り調査を行いました

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7月16~17日の期間、人間共生学部で開講している「コミュニケーション・プロジェクト14」を履修する学生が京都で聞き取り調査を行いました。人間共生学部では、3年次に学外をフィールドに担当教員の設定したテーマについて学ぶプロジェクト科目を展開しています。「コミュニケーション・プロジェクト14」では、修学地である横浜・関内キャンパスが位置する関内・関外エリアにおいて、学生が地域に還元できる活動を考えるなかで、“学生活動に対する支援制度が充実している地域はあるのか“という疑問を抱き調査を開始。調べていくなかで、大学間連携や地域振興のためのプラットフォームを運営している“大学コンソーシアム京都”や京都にて学生支援の活動を行っている“株式会社ツナグム”の存在を知った学生たちは、自らアポイントを取り、活動について話を聞くため現地へ赴きました。

大学コンソーシアム京都 学生発表資料

株式会社ツナグム 学生発表資料

大学コンソーシアム京都では、学生に向けた単位互換制度や留学支援といった事業のほか教職員のスキルアップ研修なども行っています。訪問時に、数多くの大学・短期大学が集積する「大学のまち・学生のまち京都」の特性や、学生と地域が連携して地域の課題解決・活性化に取り組む事業について説明を受けた学生たち。京都府内の学生人口が15万人であり、京都の人口の1割を占めるといった地域性や、学生人口獲得への温度差があることを学びました。また、株式会社ツナグムでは京都への移住を応援する”京都移住計画”を展開する他、京都産業大学と連携し起業したい学生への相談にのるなど、起業家育成のための支援体制を整えています。学生たちは、いち企業が大学と連携し学生や企業をつなぐ架け橋となっているなど、聞き取り調査を踏まえ、学生だけで進められることには限界があり、神奈川県や横浜市にも学生の活動を支える仕組みが必要と感じたそう。

酒井千聖さん(コミュニケーション学科3年)は、「株式会社ツナグムさんにお話しを伺った際、“動ける人が動くかどうかによって現状は変わる。動きたいことがあったら動き、周りの人にもどういう活動をしたいか、どんな活動をしているのか話をしていくことが大切。”という言葉をいただきました。まずは学生の活動に対して興味を持ってくださる方を見つけること、活動を知ってもらう機会をつくることが必要だと感じました。地域に貢献するため、学生も、地域の人たちも笑顔になるための活動に取り組んでいきたいです」と話します。酒井さんはゼミの活動で“食フェア”という、横浜・関内キャンパス近隣の飲食店へ交渉し、学生向けのお弁当を手ごろな価格で提供いただく活動を行っており、今回の経験を今後の活動に活かしていきたいと意気込みました。

関東学院大学は今後も、学生が地域で活動するための知見を得る機会を創出していきます。

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