経済学部 細谷ゼミナールが外国にルーツをもつ子ども向けに日本文化体験「にほんのあそび」を開催

#多文化教育 #社会的包摂 #射的 #すごろく #紙相撲 #カナかる!

8月3日(日)、横浜市立大学金沢八景キャンパスの交流プラザにて、経済学部の細谷 早里教授のゼミナールに所属する学生たちが、日本文化体験「にほんのあそび」を開催しました。

このイベントは、金沢区在住の外国籍の方を対象とした支援を行うNPO法人横浜金沢国際交流の会と協働し、細谷ゼミナールが企画・運営しており、今年で3年目を迎えます。当日は、学生たちが手づくりした射的、すごろく、紙相撲、魚釣り体験のほか、横浜市金沢区ご当地かるた「カナかる!」の計5つのゲームブースを運営。外国にルーツをもつ子どもたちやその保護者など36名が参加し、子どもたちは気に入ったゲームに何度も挑戦したり、学生と対戦したりと終了時間までめいいっぱい楽しむ様子が伺えました。

国内の外国人居住者は、都市部を中心に著しく増加しており、金沢区においても同様の傾向が見られます。このイベントは、日本の遊びを体験することで文化理解を深め、多様な背景をもつ子ども同士の交流の場とするとともに、保護者には同法人をはじめとする地域のサポート体制を知っていただく機会となっています。ひいては、誰もが地域社会の一員として社会参加できる“ソーシャルインクルージョン”の実現を見据えています。

小学1年生の長女を連れて参加した保護者は「娘も私も日本の昔遊びを体験したのは初めてでしたが、親も一緒に楽しませてもらいました。娘にとっては、ルールを守りつつ、ほかの子どもと競う遊び方を知る良い機会になったと思います」と笑顔で語りました。

イベントを終えた学生たちは、多文化社会の実現に向け、今後も継続的に活動していく決意を新たにしました。
関東学院大学は今後も、企業や団体と協働し、誰もが社会に参画することができる地域を目指した取り組みを推進していきます。

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