人間共生学部の学生が「子どもアドベンチャーカレッジ2025」でワークショップを開催

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8月6日(水)・7日(木)、横浜・関内キャンパスにて、人間共生学部共生デザイン学科 佐々 牧雄教授のゼミナールが「子どもアドベンチャーカレッジ2025」の一環で、『作ってあそぶ オリジナルすごろく』を開催しました。

横浜市が主催する「子どもアドベンチャーカレッジ」は、市内の小学生の学びと社会参加のきっかけづくりを目的としており、協力企業・団体等が働くことや学ぶことをテーマに多彩な体験学習プログラムを実施しています。佐々ゼミナールは、柔軟な発想で課題解決やアイディアの創出を目指す”創造的思考法”を実践した遊びや体験のデザインを専門としています。同イベントには昨年から参画しており、今年は参加者が自由な発想で考え、遊ぶことができる「オリジナルすごろく」を企画。2日間で4回開催し、合わせて99の子どもたちが参加しました。

今回考案した「オリジナルすごろく」は、学生が制作した6つの世界観のすごろくを使用し、子どもたちが「1マスすすむ」、「1回やすみ」など、マス目の指示とその世界に合う出来事を考えます。例えば、”雲の上の学校”というテーマのすごろくを作るチームでは、”雲に乗って旅行に行くので1回休み”というマス目を制作。どのチームも自由な発想が光り、自ら考えたマス目が並ぶすごろくで夢中になって遊ぶ様子が見られました。

学生たちはワークショップの運営においても、創造的思考法の1つである”デザイン思考”を実践。デザイン思考とは、ユーザーを中心に物事を捉え、問題定義・解決策のアイディア出し・試作・実践というフレームワークによって課題解決を図る思考法です。すごろくのマス目の出来事を考えるアイディア出しでは、子どもたちの発想を広げるよう積極的に声をかけ、空き時間には子どもの様子を観察して得られた気づきからマス目の配置やルールを再考。改善を施したすごろくの試作・実践を繰り返し、計4回のワークショップを終えました。

参加者の保護者は「大学生の皆さんが、子どもの些細な発言にもすべて肯定的な言葉で返してくれていた姿が印象的でした。また来年も参加したいです」と語りました。

関東学院大学は今後も、教室での学びの成果を地域へ還元する活動を推進していきます。

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