NPO法人 黄金町エリアマネジメントセンターが主催するこどもがアートを体験する「夏休みこどもバザール2025」(7/24~8/24開催)にて、教育学部の照沼晃子教授と照沼研究室の学生らがこども向けのワークショップを行いました。
黄金町エリアマネジメントセンターは、横浜市中区の初音町、黄金町、日ノ出町を合わせた通称「初黄・日ノ出町地区」を主な活動エリアとするNPO法人で、かつて違法風俗店舗が立ち並んでいた「初黄・日ノ出町地区」を二度と昔の姿に戻さないよう、地域、⾏政、警察、⼤学、企業、アーティストと連携し「アートによるまちづくり」を進めています。地域コミュニティとアーティストのアートを通じた交流による創造的で特⾊あるまちの形成、エリアマネジメントの⼒によって「新しい価値観が⽣み出される」まちづくりを⽬指し活動しており、照沼教授は以前よりこの活動に参画しています。「夏休みこどもバザール」は、黄金町で活動するアーティストや市内の大学生、クリエイターが講師となり、さまざまなプログラムを実施する夏休みの人気イベントで、2022年から照沼研究室の学生らもその活動に参画しています。
今回のイベントでは、照沼研究室は「ビーズでキラキラしずく作り」「Color Da Art ~からだでアート~」「ちびっこ花火師大集合!」の3つのワークショップを開催。学生たちは、黄金町エリアマネジメントセンターの運営会議にも参加して実施計画を検討し、こどもたちが自主的に楽しめる工夫を凝らした企画を考え準備を進めてきました。今回の活動に参加した教育学部4年の森幸さんはワークショップの内容を検討するにあたって自分が幼いころに好きだった遊びをヒントに企画を計画したそうです。そして、計画した時には考えていなかったようなこどもたちの自由な発想に刺激を受けたといいます。森さんは「ビーズでキラキラしずく作りでは、こどもたちは単純にビーズを繋げていくだけではなく、海をイメージして色を綺麗なグラデーションにしていたり、しずく型のビーズを逆さまに使用したりと、それぞれに個性を感じました」と語りました。
8月20日(水)に開催された「ちびっこ花火師大集合!」では、参加したこどもたちが体をめいっぱい使ってアートを楽しむ姿がみられました。参加したこどもの保護者からは「自宅では場所も道具も準備するのは難しいので、思い切り取り組めるのは貴重な経験です。学生さんたちも丁寧に教えてくださり、安心してみていられました」とイベントを楽しんだ様子でした。こどもたちは手足に絵の具をつけて、自由な発想で花火を表現。ローラーやスタンプ、スポンジ、膨らませたビニール袋なども使って、画用紙いっぱいにカラフルでダイナミックな花火アートを完成させました。



8月22日からの「てんらんかい」では、ワークショップでこどもたちが取り組んだ作品が展示される予定です。
関東学院大学は今後も教育・研究成果を地域に還元し、地域との交流を通してまちづくりに貢献していきます。

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