自動車部が第28回関東学生対抗軽自動車6時間耐久レースにて3位入賞。

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自動車部の学生が、第28回関東学生対抗軽自動車6時間耐久レースにて134周で3位入賞を果たしました。同大会は10月11日(土)~12日(日)にスポーツランド信州にて開催され、全日本学生自動車連盟関東支部に加盟する関東圏の大学13校と、一般学生チームも含めて全20台がレースへ出場しました。

同大会は、会場のコースをダート用競技軽自動車にてドライバー交代を行いながら、6時間走り続け順位を競います。今回会場となったスポーツランド信州のコースは、全長は約1.6km。優勝校は1周を1分50秒程で周回するといいます。しかし、1周のスピードだけでなく6時間のレースに耐えられる自動車の整備と、運転技術が問われるのがこのレース。序盤にスピードを出しすぎると最後まで車両が持たず走り切れないため、スピードを出しすぎないよう運転する必要もあるといいます。また、土の路面は何周もするうちに轍ができてしまい、操縦を取られてしまうリスクも伴います。そうしたリスクをいかに回避するか、トラブルがあった際の車両整備の対応力は、交代時のドライバーとの情報交換やそれぞれの運転・整備技術といったチームプレーが求められます。自動車部の学生らは、今回6人でレースに臨み、1時間ごとに交代を行いながら路面の状況や相手チームについて共有し、レースに勝ち残るための作戦を練りました。最後の1時間では、車両を限界まで酷使したスピードと運転で、前を走行するチームを巻き返し3位入賞を果たしました。

昨年は部員が足りず大会へ出場できなかったうえ、廃部の危機にさらされたという自動車部。なんとか部を存続させようと1年生部員を獲得し、今回のレースには1年生4名、3年生1名、4年生1名の計6名でようやく出場できたといいます。主将の山下 歩輝さん(理工学部理工学科先進機械コース4年)は、「出場できただけでも喜ばしいことだったので、今回の大会では最後まで走り抜けたらいい方だねと話していました。ですが、1年生たちが初めてとは思えないレースを見せてくれて、3位入賞という結果を達成できたことに自分たちも驚いています」と話します。ところが、同大会で優勝経験がある同部としては、今回の結果に満足していないようで「レースは経験が結果に繋がります。自分は卒業となりますが、来年はもっといい結果になるのではないかと思います」と山下さんは後輩たちへ期待を込めました。

大会参加にあたっては会場までOBの先輩方に競技車両を運んでもらうなど、多くのサポートによって成し遂げた結果だと振り返る学生たち。次期主将の黒柳誠人さん(理工学部先進機械コース3年)は、そうしたサポートの恩返しをするためにも「来年は必ず優勝します」と意気込みました。今後の自動車部の活躍にご期待ください。

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