横浜市と協働し、プログラミングによるドローンの自動飛行体験を実施!

#2026年度情報学部開設 #横浜市教育委員会 #サイエンス教育推進事業 #理系人材育成

11月8日(土)、横浜サイエンスフロンティア高等学校にて、中高生を対象としたAIに関する講義およびドローンの自動飛行体験が開催され、理工学部情報ネット・メディアコース(2026年度より情報学部開設)の元木 誠教授講師を務めました。

この取り組みは、市内の公立高校を対象とするサイエンス教育推進事業の一環として、横浜市教育委員会が主催。2040年には理系人材が約100万人不足すると言われるなか、中高生に理系分野の魅力や面白さを体感してもらうことで、将来の進路選択へつなげることを目指しています。当日は、市内の3つの高校と横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校から8名の生徒が参加しました。

元木教授は講義の中で、AIの仕組みやAI研究の事例を解説。自身が取り組む、AIとドローンを活用した密漁検知システムの研究についても紹介しました。その後、生徒たちはプログラミングによるドローンの自動飛行に挑戦。手動での操縦に少々苦戦していた生徒たちは、プログラムの「コマンド」とよばれる命令文をたった1文字変更するだけで、飛行ルートが変わることに驚きの声を挙げ、何度も自動飛行を実行しました。同じプログラムであっても、飛ばすたびに若干異なるルートを飛行することに生徒たちは興味津々の様子。元木教授は、「飛行ルートの乱れは、プログラムをAIに学習させることで修正できます。私たち自身がプログラムやAIを作り、ドローンと組み合わせれば、社会のあらゆる課題解決につながる可能性があります」と締めくくりました。

参加した生徒は「変更したコマンドの通りにドローンが飛んだので、楽しかったです。もっとプログラミングをやってみたいと思いました」と笑顔で話しました。

今後、理科離れが進むといわれる中、将来的には小学生や中学生にまで「理系の学びを体験する機会」を広げていくことを構想しています。関東学院大学大学は今後も、横浜市教育委員会と連携し、理系人材の育成に貢献することを目指します。

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