11月13日(木)~11月17日(月)にかけて開催された「ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会」において、国際文化学部の学生が大会に関する展示ブースの出展と会場運営のボランティアに参加しました。この大会は、ウインドサーフィン競技のトップ選手が集う世界最高峰の大会であり、津久井浜海岸を舞台に毎年多くの観客を魅了しています。同大会は、全日本空輸株式会社(ANA)、京浜急行電鉄株式会社、神奈川県、横須賀市、三浦市が主催し、横須賀市及び株式会社京急アドエンタープライズより大会運営に関する協力依頼を受け、実現に至りました。
展示ブースのパネルでは、国際文化学部の2年生が中心となり、約4〜5週間をかけて制作されたもの。大会出場選手の出身国や地域の文化紹介、横須賀・三浦地域の歴史・文化に関するパネルなど9枚が展示されました。特に小学生にも分かりやすい解説を心がけた展示構成とし、ペリー来航など地元の歴史を交えて、国際的なつながりを楽しく学べる内容としました。当日は、来場した北下浦小、津久井小の児童に向けて学生自身がガイドを務め、展示内容を紹介。「小学生でも理解できるように言葉を工夫しました」「意外と興味を持って聞いてくれたのが印象的でした」と話すのは、比較文化学科の遠藤琉生さんと新谷直さん。実際に人に伝える難しさと楽しさを体験する貴重な機会にもなりました。
また、学生たちは選手や大会関係者の通訳サポートとしても参加。現場では多くの来場者や国際的な選手と交流する場面もあり、地域との協働や英語によるコミュニケーションの楽しさを体感する場となりました。昼食の説明や配布を担当した英語文化学科1年生の丸崎陽菜乃さんと前田詩さんは、「大学の外で、実際に学んだ英語を使って海外の選手と話すのはすごく緊張した」と感想を口にしました。2人は英語でのリアルなコミュニケーションが出来ると聞いてこのボランティアに参加。「今後もこういったイベントがあれば是非参加したい」と今回の体験を振り返ってくれました。
今回の取り組みは、学びを社会にひらく「社会連携教育」の一環として位置づけられています。国際的なスポーツ大会を舞台に、学生たちは地域社会への文化発信、実践的な英語コミュニケーションという体験を通じて、将来へのキャリアにつながる手掛かりを得ました。
関東学院大学は、今後も地域や国際社会と連携した実践的な学びを通じて、社会の現場で活躍できる人材を育成していきます。
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